※この記事は以前投稿いただきました
 【投稿記事】「1人にしてごめん」と夫が私を守ってくれた。もうすぐ会えるかな
の投稿者様のご友人様の投稿です。【HIROMI】 さんありがとうございます! 

[投稿日時]
2014年09月02日 18時45分42秒



親友が、私との最後の旅行から帰ってきたときに
前にヒロミが教えてくれたママまとめサイトに記憶として遺していきたいと
薬の副作用なのか震える手で、我が家のパソコンから一生懸命打ち込んだあの日からほぼ1ヶ月が過ぎました。

百合子は、このサイトに掲載されたことを本当に心から喜んでいました。

その後すぐに容態が芳しくなくなり、以降この暑い夏の間、彼女は病院で過ごしていました。
八月の終わり、雨が降っていたその日に彼女は愛する人の処に旅立っていきました。

最後まで凜として、痛くても痛いと弱音を吐かず、
私を笑顔で病室に迎えてくれて、笑顔で病室から送り出してくれました。
最後の2日は、もう意識も混濁して誰が来ているのかとか全然わからなかったと思います。








百合子から、コメント欄にいただいた沢山の優しいお言葉に
お礼を伝えて欲しいと言われていたで、原文ママ。


皆さん、本当にありがとうございました。
百合子は温かい言葉を頂けて最後まで幸せでした。
きっともう一度あの人と出会って幸せになります。
皆様の言葉に痛みが消えていきます。
本当に感謝しています。

ゆっこの親友として、後日談とお礼の言葉を述べさせていただきました。




余談ですが
結局、彼女が入院してから旅立つまで夫側の親族は私以外誰一人として病院に来ることはありませんでした。
再入院する前に、百合子は残っていた力の全部を振り絞って弁護士さんとともに
トメさんの高齢医療生活に必要な分として必要経費を残し、
それ以外の遺産に当たる土地などは全て売却し細かく分けたから。

人の心の裏を見た気がしました。
お金を貰えれば、あれだけ和子さんを病院に入れたことを怒っていたのもピタリと止んで・・・。
形だけお葬式にも参列して・・・。
遺産分配で葬式をぶちこわすことも無く、粛々と終わりました。


あの子が空に帰ったあと、雲が切れて日が差して・・・。
嘘みたいなホントの話。
まるで天国で祝福されているみたいに綺麗な空だった。きれいだったわ。



私は先に亡くなった元旦那の又従姉妹だったので、割と長い付き合いでした。
まるで本当の姉妹みたいって錯覚するほど・・・。

でも、あんなに前向きに生きられないわ、私。
何もかも負けた気がするけど全然悔しくないの・・・。
清々しいほど、うらやましいくらい(笑)
名前に恥じない凜とした、最後まで本当に綺麗な女性でした。

私も頑張って前向いて生きるわ、百合子。



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