【御見合い婚でも旦那ラブ】 さんありがとうございます!
[投稿日時] 2015年01月15日 05時34分07秒
■体験談
旦那とは見合い結婚。
だけど一目見たときに、絶対この人と結婚する!と思った。
後で聞いたら旦那も同じだったらしく、運命の出会いってあるんだな~と思った。
見合いって釣書交わして年収とか職業とか知ってるから後は気持ちの問題だけ。出会いから半年で結婚。
私は年齢=彼氏なしの喪女で本当に旦那命だった。(もちろん今でも旦那命)
旦那との見合いの前、三十路前で焦って婚活中だったので何回か見合いをした。
その中にある政治家にそっくりなのがいた。
無茶苦茶横柄で何故だか自信たっぷりで人の話聞かなくて自慢話ばっかりで旧帝大卒で中途半端な男前。
今でもテレビで、その政治家を見たらヤツを思いだす。
ヤツの仮名を江田とします。
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江田の自慢話と他人サゲのマシンガントークに辟易して、見合いの直後に紹介者(親戚、旦那との見合いをセットした人とは別)に釣書を返しに行った。
でも
「悪い人じゃない。初対面で緊張して空回りしただけ。せめて2、3回会ってから判断しても遅くない」
と説得され親戚の顔を立てもう一度会った。
携帯番号やメアドを知られるのが嫌だったので親戚のセッティングで。
やっぱり話は全く盛り上がらず生理的に無理だったので親戚に御断りして釣書を返却した。
新婚生活で江田のことなんか綺麗サッパリ忘れたいた、ある日曜日。
旦那とデートで手をつないで繁華街を歩いていると、いきなり罵声を浴びせられた。
罵声の主は江田で「浮気者」とか「この男は誰だ!」とか言ってた。
旦那には「見合い相手だけど一回あっただけで御断りした人」と説明。
旦那は「私の妻に何の用ですか?」と紳士的な対応。
江田は「勝手に結婚するなんて」とか「こんなショボイ男が」とか罵詈雑言を浴びせ続けた。
旦那は江田に好きなだけしゃべらせておいて
「あんまりおかしいこと言ってるようなら出るとこ出ますよ。じゃあ」
とだけ言って私の手を引っ張ってスタスタ歩きだした。
江田は後ろからついてきて罵詈雑言を言い続けたが行く先に交番が見えてくると消えた。
交番で御巡りさんに事情を説明した。
私は旦那に誤解されたらどうしようと焦ってパニックを起こして泣いていて、まともな説明が出来なかったと思う。
江田の住所や連作先を報告するために見合いをセットした親戚に電話した。
親戚は平謝りで、旦那と御巡りさんに事情を説明してくれた。
親戚は責任を持って江田を何とかすると約束してくれた。
旦那は「親戚から聞いた説明で間違いないか?」と言う確認を私に聞いたきりで江田のことは聞かなかった。
たった4時間半ぐらい会っただけの江田に、どうしてあんなこと言われないといけないのか?
もし、これで旦那に嫌われたらどうしよう?と思うと悔しくて恐ろしくてたまらなかった。
数日後、私の実家に親戚が謝りに来た。旦那と私と両親と親戚に会った。
江田と会ってきてクレームを入れてきた報告だった。
親戚は
「御断り入れた後、しつこく食い下がったりしなかったので、まさか、あんなことするとは思っていなかった・・・」
親戚が江田に理由を聞いたら
「江田と私では格が違うから、遠慮して、まず辞退するのが礼儀。辞退してからがスタート。それなのに勝手に結婚するなんて」
とトンデモな返答だったらしい。
平成のこの時代に、お見合いの時の格とか一度辞退する礼儀とか聞いたことある?
私は今まで誰に聞いても、そんな礼儀があるなんて聞いたことはない。
「そんな格とか礼儀なんて聞いたこともない。二度と近づくな!出るとこに出るぞ!」
と江田と江田の両親に親戚が怒ったら、江田両親は土下座せんばり(実際にはしていないらしいが)の勢いで謝って
「親の責任で二度とさせない」と約束したので手打ちにしたそうだ。
江田家から預かった御金を親戚が持ってきたが受け取らなかった。
江田と繁華街で出会ったのは、まったくの偶然だったそうだ。
旦那の態度は今までと変わらず、私は一安心した。
これにて一件落着かと思った。
ところが、まだ問題は続いた。
江田とは前に釣書を取り交わしたので実家の住所は知られているが新居の住所は知られていないはずだったのに、
ある日、家の近くを歩いていたら江田に呼び止められた。
ダッシュで逃げようと思ったのに驚きのあまり膝がガクガクして足が動かなかった。
江田は私に罵詈雑言を浴びせた。要するに
「男っ気がまったくない女だと聞いたから見合いしてやったのに結婚して経験してしまった女には興味はない」
と言いたかったらしい。
興味がないなら何故わざわざ私のところに来て文句を言うのか意味不明だった。
余りのキチっぷりに私は腰が抜けたみたいに、その場から動けなくなった。
電話して旦那に迎えに来てもらった。
アパートに帰って親戚に電話した。
親戚が激怒して江田の即座に家に乗り込んで締め上げたそうだ。
翌日、江田の母親から、お詫びの品が届いた。
タイミングは早すぎて意味が分からなかった。
江田暴走することを見越して先にお詫びの品を送らないと今日には届かないはず。
江田の母親からお詫びの品を送りたいと言われた私の母が新居の住所を教えたのが種明かし。
江田は母親と一緒に百貨店にお詫びの品を買いに行って私の新居を知って、その足で私を襲撃したらしい。
私の母親も江田の母親も不用心と言うか天然にもほどがある。
親戚が江田家からの詫び状とお金を持って謝りに来た。引っ越し代として受け取ることにした。
親戚も幾らか包んで来たが受け取ることにした。
源氏落窪こじらせ院まで進学し研究員になり、薄給すぎて実家に寄生する熟成しすぎた腐女子だった私。
男性と付き合ったことがなさそうなのは他人から見ても想像に難くないのは認めるが、
そんな証明のしようがないことセールスポイントにして見合いを進めた親戚も幾ばくかの責任があるし、
親と旦那を目の前にして、親戚が「未経験」とか「未経験じゃない」とか言うのは恥ずかしさの余り死ぬかと思った。
それ以来、その親戚とは出来るだけ関わり合いのないようにしているので、江田のその後は知りません。
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