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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます!

[投稿日時]
2015年02月21日 18:57
■体験談
前にバイトしてた会社での話。
そこは社長以外の社員は彼女いない歴=実年齢みたいなおっさん兄ちゃんばかり。
一人女性がいたが当時30代半ばの鬼女で、そこら辺の男より男らしい人。さっぱりしてて明るくていい人なんだが「女」を全く感じさせない(何で結婚したのか旦那さんに聞いて見たいくらい)。「出会い」をちょっと期待してた俺はガッカリ。でも皆いい人で会話も面白いので毎日楽しく働かさせてもらってた。

暫くして女の子が事務バイトとしてやって来た。(前述の鬼女さんは特殊技能の持ち主でそれ専門)そうしたら職場の雰囲気がガラッと変わってしまった。

 






社員の皆はデレデレ。(さすがにアタックする奴はいなかったが)女の子をチヤホヤ。調子に乗った女の子は女王様状態。何となく言い出しにくくて皆には言わなかったが俺には彼女がいたし、その女は俺の好みのタイプではなかったから、そいつには事務的に接してた。女はどうもそれが気に入らなかったらしく、社員達を使って俺をイビリ出した。
物を隠したり連絡しなかったりして仕事のミスを誘発する・俺以外で飲みに行ったり遊んだりする・社長の差し入れを俺だけくれない…etc.
別に遊ぶためにここに居る訳ではないから村八分は気にしなきゃいいんだが、重要な連絡の遮断や物を隠されるのには参った。鬼女さんがフォローしてくれて大きなミスはしなかったけど。社長がいる時はしないのだが、社長はほとんど外回りでいない。時給もかなり良かったんだが、もう辞めようかと思ってた。

例の如く重要な道具を隠されキレた俺は「○○(道具)隠すんじゃねーよ!おまえら小学生か?!」と怒鳴ったら女が「道具も管理できないあんたがガキでしょ!」と言って周りも「そうだそうだ」 もう胸ポケットの辞表出そうと思ったら、鬼女さんが女の机の引き出し開けて「はい」と道具を取り出した。やっぱりおまえかよ!と言おうとしたら鬼女さんドスのきいた声で「いい加減にしなよあんた達。こんなガキみたいなことして仕事の効率下げやがって。今ここがヤバい状態に成りつつあることのわかってるのか?」で女に向かって「お嬢ちゃん、辞めてくんない?あんた居ると仕事の邪魔」…で、女VS鬼女さんの口撃合戦勃発。
 
女「何よ!ババアのくせに」
鬼女「確かに小娘から見ればババアかもね。それが何か?」
女「不細工…男寄ってこないわよね」
鬼女「忘れたの?私旦那いるけど。確かに不細工だけどそれが何か?」
女「女捨ててて…メイクもしてないしシャツにジーパンなんて」
鬼女「肌弱いから。仕事してると汚れるし。それが何か?」…etc.
女がいろいろ罵倒しても、鬼女さんさらっと反論して、最後に「それが何か?」で締める。なんかコントみたいになってきて皆笑い出す。
気が付いたら社長が帰ってた。大分前からいたらしくコント合戦をずっと見てたようだ。で社長「△△ちゃん(女)、辞めてくれる?君が来てから仕事が全然進まなくて本当困ってるんだけど」
女は「パパに言いつける!」たらなんたら喚いて出て行った。
後で社長に聞いたら、あの女は昔世話になった人の親戚の娘で、何とかしてくれと押し付けられたんだそうだ。でも仕事はしないし社内の雰囲気は悪くなるし業績は悪くなるしで、もうアカンとその人にあの女をクビにするのをずっと説明し続けてやっと納得させたそうだ。
鬼女さん「女の子に好き勝手させたこのお調子者達はどうします?」と社員達を見る。社長「会社に損害与えたから減給。嫌なら辞めてもいい」
クビだけはご勘弁をと皆土下座。鬼女さん結構立場上だったのね。普段あまりエラそうにしてなかったから分からなかった。社長が独立してこの会社を興したとき、前の会社の同僚で、寿退社した鬼女さんのもつ技術の腕を見込んで、頭下げて来てもらったんだそうだ。(別に不倫とかそんなんじゃない)
前みたいに和気藹々とは行かなかったが、まあ時給もいいし仕事の邪魔も無くなったので暫く勤め続けて、目標額稼いだのを機にそのバイトは辞めて自分の夢を叶えるために今は専門学校に通う日々。
この前彼女と某テーマパークでデート中、あの鬼女さんを見かけたので記念に投下。
旦那さんと子供さんと一緒だったのだが、ほんと仲良さそうなご一家だった。でも仕事中見せてたあの男らしい感じは全く無く、実にいい女っぽくってビックリ。男しかいない職場だから「女」を完全に隠してた訳か。
女ってスゲーな、と思ったわ。話したかったけど家族団らんの邪魔そうだったから声は掛けなかった。



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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2015年02月23日 00:24 ID:kijyomatome1