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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます!

[投稿日時]
2015年04月03日 14:14
■体験談
今年は本当に雪が多かったけど、その時雪かきボランティアさん達と一緒に糞本家に仕返しした。
義実家は分家で、ウトメさんはいい人なのだが、本家(ウトさん長兄)が本当に糞。分家の嫁は奴隷とばかりこき使う。人の都合なぞお構いなし。元地主という事もあってご近所の方にも威張り散らして小作人扱い。過疎化が進み、ご近所もお年寄りが多くなり、面と向かって刃向う人も少なくなり益々助長。
ここは元々豪雪地帯ではあったけど、去年から今年にかけては本当に雪が多かった。雪かきや除雪車が間に合わずあっという間に積雪が2メートルを軽く超え家屋倒壊の危険性が高まった。それをどこから聞きつけたのか雪かきボランティアの方が大勢駆けつけてくださった。







雪を捨てる道を作りつつ作業するから町のはずれから除雪作業を始めたのだが、本家がいちゃもん付けてきた。まず最初に本家の屋根からやれと。本家宅があるのは一番奥、そんな効率悪い事できるかと言っても聞かず。
散々喚いた後、「わしらは1週間ほど温泉宿に避難してる(要するにボランティアさんの世話やお礼もこっち丸投げ)からちゃんとやっとけ」と本家一家は出てってしまった。本家の無礼を謝ったがボランティアさん達は「本家さんとこは後回し。見張ってる訳じゃないから分からんでしょ」と笑って気にせず作業を始めてくれた。
ボランティアさん達と町の若手は雪かき、お年寄りは炊き出しとお風呂、トイレ等の提供と、一丸となって雪かき作業を続けた。
さほどのトラブルも屋根から落ちる人もなく順調に雪かきは進み、あと本家を残すのみという所で町の若い衆(といっても40代)が「本家の雪かきやりたくねえ」と言い出した。ボランティアの一人に、放置して雪で家が潰れては後々面倒な事になるよ、と言われて仕方なく本家の屋根の雪を下した。家の周りに溜まった雪がすごい量(家がでかいので屋根が広い)だったので私が「わー、雪だるまがいっぱい出来そう」と言ったら誰かが「雪をトラックに乗せる前に、ちょっと遊んじゃいますかー?」
雪だるま作りが始まった。お年寄りも混ざって楽しそう。気が付くと、旦那をはじめとする町の若い衆が、本家の門から玄関までの道に雪をぎっちり敷き詰めてる。何?と聞いたら「迷路作る」それを聞いたボランティアの数人も協力。なかなか複雑な迷路完成(門から玄関まで結構広い空間がある)皆で楽しく迷路で遊び、そろそろ雪の片付けとなったが、何かもったいなくて壊せない。という事で、迷路はそのまま、雪だるまは本家の塀の周りにびっちり並べて置いた。
その後帰ってきた本家のウト兄が怒鳴り込んできたけど、皆スルー。お年寄りたちはボランティアの人から知恵を付けてもらったみたいで以前のようには本家に従順にならなくなった。ウトさんも「好意で来てもらったのにあんな態度で恥ずかしい。何様なんだ」と反撃。毎日義実家に「迷路を撤去しろ」と怒鳴り込んでくるが「家に来れるという事は、通れるんだろ?あの迷路」と要請無視。
それ以降あまり雪も降らず、大々的な雪下ろしも必要にならずに雪解けを迎えたが、本家の迷路や雪だるまは結構長い間残ってた。
あの時のボランティアの皆さん、雪かきと、年寄の意識改革をして下さってありがとうございます。本家の呪縛(本家の言いなりになる事に慣れきってた)が解けて町の生活が実に快適になりました。



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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2015年04月04日 21:25 ID:kijyomatome1