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【名無し】 さんありがとうございます!

[投稿日時]
2015年04月25日 12時18分54秒
■体験談
普段まとめを読んで自分を慰めてましたが、吐き出したくなりました。

わたしは5人兄弟。
兄兄兄わたし弟。
ひとり娘で甘やかされた、可愛がられたというイメージをよく持たれますが、実際わたしを猫っかわいがりしたのは祖母くらいなのもで、
両親や伯父伯母たち、祖父は子供たちを平等に扱ってくれていたと思います。

性差的なところがあるとすれば、兄や弟は力仕事や外でのお手伝いをメインにし、わたしは家事などのお手伝いを主にして育ったくらいです。








身の回りの物も、節目節目の大事なもの以外はたいていお下がりで過ごしました。
自分でも女の子らしい、女性らしいという性格からは程遠く育ちあがりましたが、それを嘆くのは前記の祖母だけで、スカートよりパンツルックが好きな幼少期も兄弟仲良く外で遊び歩いて過ごしました。

時は流れ、上の兄達3人は既婚で独立。
わたしたち家族も祖父母とは近距離別居という形で、父が家を建てました。
わたしと弟が未婚で家族と同居していた頃、弟が結婚を前提にお付き合いしているという女性がいることを告げました。
弟と一番上の兄は12歳近く離れていますが、その女性は二番目の兄よりひとつ下で、三番目の兄より上という年齢でした。
年の差に苦言を呈したのは、相変わらず旧時代の頭の持ち主、祖母でしたが、親兄弟、親族、わたしも含めて当人同士の考えが一番だからと否定はしませんでした。

ところが、ある日その女性、仮に名前をA子さんとしますが、A子さんがわたしを訪ねて自宅に訪れました。
休日でしたのでわたしは家におりましたが、あいにく全員出払っており、弟も友人と遊ぶと言いまさにわたしがひとりで自宅にいたときでした。
A子さんの用件は、なんと、弟との結婚を反対するのはやめてほしい。というものでした。
驚くわたしをよそに、A子さんが続けた内容を箇条書きにすると、以下のものでした。
 
・あなたが結婚を反対しているせいで、あなたに甘い周囲の人間(わたしの家族)はA子を認めようとしない。
・いい歳して行き遅れて、弟が先に結婚するのが惨めだという気持ちは尚更自分の価値を下げる。
・わたし(A子さん)は彼(弟)と心から愛し合っていて、この出会いは運命なのだからあなたの独りよがりな嫉妬はただただ見苦しい。
・彼(弟)を呼び捨てにするな。
A子さんも地元の方なので存じているのですが、勉強のできる方でしたのでとても的確な言葉選びで慇懃無礼に次々とダメだしされたのを覚えています。
最後の呼び捨て云々は、言いがかりすぎて覚えています(笑)

もっとたくさんの言葉でいろいろ言われましたが、
つまり、行き遅れで独立もしてない、家族に甘やかされるだけ甘やかされて周りの見えていないわたしはA子さんと弟の結婚を僻む、
大人としても女としても、人としても恥ずかしい存在だということでした。

始めに申し上げましたとおり、わたしはチヤホヤと育ったわけではありません。
兄と喧嘩したら弟に八つ当たりし、弟が兄に泣かされたら一緒に反撃して返り討ちに遭うような、喧しく生傷を作って遊びまわって育ちました。
結婚も反対しておりませんでしたし、むしろ弟からは一番に相談を受け、デートのアリバイ工作などにも協力してきたのでこの突然の仕打ちに驚き、怒り、脱力し、言い返すこともままなりませんでした。
行き遅れとはいえ、当時24でしたし。

とりあえず、弟ときちんと話してください、わたしは反対してません、思い込みがあるようですとだけ反論し、その日はお引き取りいただきました。
正味30分程度でしたが、どっと疲れました。
家族に相談すると告げ口のようになる気がして言えず、友人に言うのも内の話なので憚られ、弟が吹き込んでいるのかと思い至り話し合いましたが、顔面蒼白になってわたしが言われたことをひとつずつ確認する姿を見るとそういうことでもないようでした。
A子さんの思い込み、暴走ということで話し合うと弟とは固く約束を交わしましたが、その日以降、地元でばったり会うと上から目線で諭される、ということが続きました。

数ヶ月もすると、弟は目に見えて窶れました。
わたしも精神的に休まることはなく、わたしと弟の仲もギクシャクとしてしまい、ついに両親にバレました。
異変には早々に気が付いていたようですが、成人した子供たちのことだと見守っていてくれたものの、さすがにおかしいと業を煮やし問い詰められ、白状したという次第です。
家族会議の結果、わかったのですが、
A子さんは元々婿養子を望んでおられたようで、結婚の適齢期といわれる年齢になったころから「婿がほしい」と公言していたようです。

四男の弟と付き合い始めたものの、弟は婿になる気はないとA子さんに告げたそうです。
と言うのも、当時はわたしは遠距離恋愛していた恋人がおり、そのうち結婚して彼の地元に嫁ぐと家族には言ってあったからです。
残念ながらその縁は切れてしまい、嫁ぐ予定もなくなってしまったものの、弟には家を継いでもらう形で落ち着いており、(家業はありませんが、代々の土地がいくつか飛び地であります)婿にもらえないのであれば仕方ないけど結婚はしたい、と、考えていたA子さんにとってわたしは邪魔者という結論になったようでした。

邪魔者のわたしがいるから結婚できない
わたしが結婚の邪魔をしている
わたしが結婚の反対をしている

推測の域を出ませんが、こういう論法らしかったです。


A子さんによる口撃は、やみませんでした。
弟が諭し、宥め、時には喧嘩もしたようですが、そうなるとわたしが弟を洗脳しているという類の文句が増えました。
好印象だったA子さんの評価は家族間で急降下し、帰省して状況を知った兄達やその奥さん方は、気分転換にと遊びにつれだしてくれました。
A子さんにとっては、甘やかされている証明に見えたようでしたが…
 
初めてA子さんがわたしを訪ねてきてから、4年になります。
文頭で、自分を慰めていると書きましたが、回数はだいぶへりましたが、実はまだA子さんからのチグハグ説法は終わってはいません。

この4年間、わたしは別の縁があって結婚しました。
弟もA子さんと騒動から半年程度して別れ、去年、この騒動で疲れていた弟を温かく慰めてくれていた旧友の子と付き合い始めました。
A子さんは3年前にお見合いで結婚し、念願の婿養子さんとの間に2歳になるお子さんがいます。
A子さんのチグハグ説法は、
自分の犯した過ちを認めず、甘やかされた環境に胡座をかいて生きるわたしは、いつか不幸になる。というものです。
弟とA子さんの仲を引き裂いておきながら結婚したこと、それを認め心から反省しないことには、わたしは真の幸せを掴めないそうです。
説法の最後は、
「こんな厳しいことをあえてあなたに伝えるわたしも、あなたを甘やかしているんでしょうねウフフ」だそうで…

念に数回、お盆のお墓まりや地元のお祭り程度しかお会いしないので、我が家では半ば風物詩と化しているところがあります。
さらに、A子さんの旦那さんが近々転勤になるそうで、7月頃には一家で引っ越しされるとこの間、A子さんから聞きました。
転勤先で家を買い、こちらの家は処分して全員で地元を出て行かれるようです。
「もうわたしみたいに心からの親切を受ける機会がなくなるのよ、わたしのこと覚えていてね」とA子さんに言われました。
こんな強烈な人、忘れたくても忘れられないよ…

だらだらと長文を書き連ねまして、失礼いたしました。
わかりにくいところが多分にあるかと思います。
ご容赦ください。

私事ですが、この度、新しい命を授かっていることがわかりましたので、A子さんとの縁切りをこの場をお借りして表明したいと思います。




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