こちらはコメントにて当サイトに直接投稿いただきました記事です
【名無しの鬼女】 さんありがとうございます!

[投稿日時]
2015年06月05日 17:21
■体験談

この頃になると思い出す話。
数年前の早朝、駅に向かって歩いてたら、前に大きなリュックを担いだ中学生位の男の子が歩いてた。リュックの大きさと服装で「登山かな?」と思って見てたのだが、何かそのリュックにはそぐわない大きいモフモフなマスコットがブラブラ。
「ちょっとリュックに付けるにはデカくないか?」と思ってよく見たら本物の子猫だった。
慌てて男の子を呼び止め「リュックに猫が」と教えたら男の子「おおおおお?!○○!(多分子猫の名前)何で!」とパニック。
 





リュックの付属の紐に子猫の爪が引っかかってなかなか外せず。どうにか
外れたが、男の子「猫を家に置いてくると集合に遅刻する…」と涙目。今日から2泊3日の野外授業だそうで遅刻厳禁。電話して猫を引き渡すヒマがない。
仕方ないのでその子の家の電話番号と名前を聞いて「私が連絡入れる!早く行け!」と子猫を預かり男の子を送り出した(一応私の名刺は渡しておいた)
その子の家に電話を入れて、いきなりだが猫預かってますと言ったら多分お母上らしき人が「よがっだああ!」駅で待ち合わせて子猫を手渡す。朝えさをあげようとしたら姿が見えずずっと探してたそうだ。この子猫は生まれつき声が出ないそうで鳴いて存在を知らす事が出来ず、リュックで遊んでで引っかかって爪が取れなくなっても気が付かれず、駅近くまで運ばれてしまったらしい。
「お名前を」と聞かれてカッコつけて「名乗る者でも…」と名乗らず駅に向かったのだが、バカだから男の子に名刺渡してたのすっかり忘れてた。
数日後会社に男の子から電話掛かってきてお礼言われて、それが縁で男の子の一家と今家族ぐるみのお付き合い。猫達と時々遊ばせて貰って(私宅はペット禁止)それなりしあわせ。ちなみに私は鬼女。色っぽい展開は御座いません。


当サイトで皆様の体験談、相談、愚痴、吐き出し。何でもお待ちしております
コメント欄 or メールフォーム から投稿下さい!


 


1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2015年06月06日 16:53 ID:kijyomatome1