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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます!

[投稿日時]
2015年08月11日 21:00  
■体験談
昔実家は某県にあった。親戚は皆あんな何もない田舎に…とバカにしていたのだが、某夢の国が近くに出来ると途端に態度を変えて、我が家をホテル代わりにしようとしだした。
普段碌に付き合い無いのにいきなり猫撫で声で「○日、遊びに(泊まりに)いくねー」と電話。いや、まだ電話掛けて来るのは可愛い方。夜の10時過ぎに「ちょっと近くに寄ったから」と手にカラフルな袋大量にぶら下げて押しかけてくる奴らも多い。
父が存命の頃は父が全身全霊でお断りして追い返してたが、父亡き後は気弱で大人しい母を集中的に攻めて、何とかタダ宿&タダメシゲット!と必死。私と兄が替わりに盾となって阻止してきたが、2人とも就職するとそれも難しくなってきた。
 





もう引っ越そうよと母を説得しても愛する父との思い出が詰まった家を手放すのが辛いらしくなかなかウンと言わない。
大勢で押しかけてはちっちゃなクッキー一缶程度の手土産で我が家の食材を平らげ家を汚して帰る面々にいい加減キレて、母に「もう我々は出て行く。お母さん一人で無料民宿やって!」と迫り我々兄妹は家を出る準備を始めた。
数日後、母が急に「引っ越す」と言いだした。あまりの急変に訳を聞いたら、父が母の夢枕に立って「早く引っ越せ!」と怒ってたそうだ。
早速家を売った。売るんだったら(安くorタダで)寄越せと言ってきたバカも数人いたが無視。某夢の国からは遠く離れた所に引っ越し。連絡先は一切教えず。まあ教えたって我々はもう利用価値なんてないから連絡はしてこないだろうけど。事実何のアクションも無し。
あーこれでせいせいしたわーと思ってたらあの震災。我々が住んでたあの地域は液状化で大被害。あのまま住んでたら…と思うとゾッとする。父が教えてくれたんだと我々家族は早速墓前で感謝。
この前母が父の元に旅立ったので投下。あの世でもうラブラブなんだろうな。生前、子供達の前でも平気でいちゃついてたもん。



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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2015年08月12日 17:24 ID:kijyomatome1