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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます!

[投稿日時] 2015年09月29日 12:44
■体験談
愛犬が強制トレードされた話を読んで思い出したので。
もう10年位前だけど、実家の犬が盗まれた事がある。
こう書くと、血統書付きの犬や可愛らしい小型犬を連想するだろうけど、その犬は、実家に住み着いた雑種の野良犬が生んだ紛れもない雑種。しかも、デカイ上に厳つい見た目で、世話をしている両親意外には全く懐かない。まめに帰省していた私の事も敵扱い。






前置きが長くなったけど、ある日の夕方、父がその犬(大五郎)ともう1匹の兄弟犬(熊五郎)を散歩中にすれ違った車がUターンして戻って来て止まった。
運転していた中年男性は「立派な犬ですね。もしかして、紀州犬ですか?」と話し掛けて来た。父は「確かにガタイは良いけど、ただの雑種だよ」と答える。
男性も大五郎をじっと見て、「そう言えば、ちょっと違うかもしれませんね」と納得して?再び車は走り去った。
そんなやりとりがあった数日後、母がパートから帰宅すると、鎖と首輪を残して大五郎がいなくなっていた。


その後帰宅した父は上記のやり取りを話し、どうやらその男性が怪しいのでは?という結論に至った。
ちなみに、当時の実家には全部で6匹の犬がおり、別に盗まなくても欲しいと言ってくれたら喜んで里子に出していた。
捕捉で、なぜ、おそらく昼間に堂々と犬を連れ出せたかと言えば、実家はいわゆる限界集落。回り山と田んぼ、両隣に家はあるが、微妙に距離がある上、うちは道路から少し中へ入った敷地に建っているから。
盗んでまで欲しかった大五郎はちゃんと大事にしてもらえたのだろうか?

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