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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます!

[投稿日時] 2016年01月19日 22:37
■体験談

私の気が狂っていた時の話。
長女の出産の時、気負いすぎちゃってアレもコレも完璧にやろうと思っていたけど母乳が出ず、母乳が足らないので娘が眠らず泣き叫ぶのが1週間続いて殆ど眠れず、諦めて人工乳に切り替えた時に私の中で何かがキレた。
今から思えば出産育児ノイローゼ。24時間の育児から解放されることばかり考えていた。
私が専業なのに夜中に起きてオシメを変えて授乳するのは私ばかりと当たり散らしたら旦那がやってくれた。
土日は旦那に子供を預けて市民センターで開かれているヨガと陶芸の教室に通った。
旦那は、それで気が晴れるなら良いと言ってくれた。





その当時は気が付いていなかったが、その市民センターの市民講座ってフェミ団体の巣窟でフェミ活動への勧誘の隠れ蓑としてヨガとか陶芸の市民講座を開いていた。
政治運動の勧誘なのに気が付かず友達が出来たと思っていた私は講座が終わってからもフェミ運動家の人達とランチや夕食に行き旦那も娘も放ったらかしだった。
ファミ活動家から女性が如何に虐げられているか、自由に生きるのが素晴らしい如何に素晴らしいかの洗脳を受けて、その通りだと思い込んでいた。
旦那から自由になるためには自分で稼がないといけないと思い就職活動をした。
運よく仕事も見つかり保育園の空きもあったが乳飲み子抱えた母親がつける仕事って給料は安い。
給料では保育料払ったら殆ど残らない。それで益々ファミ的な怒りが鬱屈していった。
旦那の稼ぎのほうが良いので家に入れる御金は旦那が大半を負担して当然だと思っていた。
それなのに自分も仕事しているのだから家事は半々じゃないと不公平だと思っていた。
 
そんな生活が3年ぐらい続いて、今から思えば当然ながら娘は父親べったりに育った。
娘が父親を選んだんだから土日の娘の相手は旦那がして当然と思って、今から思えば家事は半々どころか程んど旦那がしていた。自分は自分の分の洗濯や食事の準備をしていただけだった。
ある時、旦那が汚したものを片付けた後で私がヒステリーを爆発させたら、旦那が「今晩真剣な話があるから聞け」と一喝された。
旦那が義両親に子供を預けてきて話し合い。
「家の事をしてイライラするなら何もしなくて良い。自分がやる。お前はお前の事だけしていろ。娘の相手をしろとは言わない。ただヒステリーで娘に当たるな」と言われた。
ふざけんな。上等だ。金貯めて何時か独立して自由になってやる。その第一歩だと思って、自分のことしかしなくなった。フェミ活動家の仲間は称賛してくれた。
私が自分のことしかしなくなっても娘と旦那は何も変わらず幸せそうだった。
私は益々イライラした。これって何なの?私は家族じゃないの?いなくても一緒じゃん?
ヒステリーを爆発させて旦那と娘に無視するなって食って掛ったら
「無視してきたのはお前のほうだろ?都合の良い時だけ家族面するな。負担を軽くしたらイライラが収まるかと思って娘のために我慢してきたが全く効果なかった。お前の御両親に誓った手前もあるし娘はお前のことが好きだから離婚は避けようと思ってきたが、これ以上娘にヒステリーで八つ当たりするなら離婚しよう。お前はいなくても同じじゃなくて、いないほうがマシなんだよ」
と言われ雷に打たれたような衝撃を受けた。
 
ちょっと鬱っぽくなって文化センターでのフェミサークルのメンバーとも会う気が起きなくなった。
眠れなくなって毎晩夜中ネットサーフィンしていた。
そうすると今までフェミサークルに対してのネットでの誹謗中傷は男中心社会の僻みだと思って憤っていたのに、だんだん事実じゃないかと思い当たるフシが増えて来た。
旦那が家事も子供の面倒も大半引き受けてくれていて、自分のパートの稼ぎは殆ど自分のもので、趣味の時間も御金も充分にあって、高級豪華物件ではないけど便利な立地のマンションに住めていて、これで不幸せだと嘆いているのは100%私の心根が腐っているからだとしか説明がつかない。
この3年以上の生活は良かれと思って全く逆のことをしてきたと言う事実を受け入れられなくて何週間か不眠状態で悶々としていたが、このままでいても苦しいだけなので娘と旦那に謝ろうと決めた。
娘が寝た後、旦那にお願いした。
「私が不幸せだったのは私の心根が腐っていたから。わがままだけど、もう一度やり直せる様に努力したい。申し訳ないがチャンスをください。貴方が望むならパートも辞めるし家事も全部する。子供との時間も出来るだけ増やしたい」
「専業主婦したいなら、それでも良いが0か100かじゃなく、どうやったら自分の心のバランスがとれるのか?仕事と育児のバランスがとれるのか?自分で考えろ。でもよく決心してくれたな。嬉しいよ」
と旦那は抱きしめてくれた。
 
フェミサークルとはキッパリ縁を切った。
パートはパートチーフを辞めて時間を減らし自分で保育園の送り迎えをする様にした。
旦那の家事分担はお風呂掃除だけにして他は全部自分がすることにした。
けれども料理好きの旦那は仕事が早く終わった日や週末は時々夕食を作ってくれる。
旦那は、週末に子供を遊びに連れていくのは半々にしようと言ったけれども、今までの分を取り消したいから基本は私で用事があるとき見て欲しいとお願いした。
でも旦那は月に1回ぐらい趣味の集まりに行くぐらいで、結局、娘の希望を聞いたら週末は殆ど家族3人で過ごす。公園に行ってお弁当食べたりするぐらいのことだけれども。
延々と2時間以上砂場で遊ぶ娘を見守るのは勿論面倒くさいけれども、面倒くさいことをやることに幸せを感じる。
フェミにハマっていた時は幸せになろうとすればするほどイライラして不幸せだった。

二人目を妊娠した。
今回は前回の失敗を繰り返すまいと色々調べて出産前から乳もみに通って母乳が出る状態で出産。
母乳がドパドパでるってすごい楽だよ。
いつも満腹になるまで母乳飲める次女は福々しく肥えていて満足しているからかガンガン寝る。
長女の時の苦労って何だったの?と思うぐらい寝る。
母乳が出ているとホルモンが出て母親モードになるって本当。夜中の授乳とオシメ替えも長女の時ほど苦痛じゃない。
長女にも同じことをしてあげたかった。私の準備不足で長女には負担をかけたと思う。申し訳ない。
フェミ活動家に対して思うのは、女性の社会進出とか色々問題があるのは事実で色々解決しないといけないとは思うけれども、だからと言って現状幸せに暮らしている人達を「貴方は虐げられているんですよ。不幸なんですよ」と要らぬ争いの種を撒くのはどうかと思う。
うちの場合は、旦那の懐が深かったから最悪のケースは逃れたものの、「女性の人権」のために「旦那の人権」も「子供の人権」も踏みにじられ、私も不幸になり全員不幸になってもおかしくなかった。

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