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【名無し】 さんありがとうございます！

[投稿日時] 2016年02月25日 07時00分17秒
■体験談
少しフェイク入れます。多少DQN入ってるので苦手な方はスルーお願いします。文才無いのはご勘弁。

去年の秋のこと。
彼女とのデートを終え、見送ってから立ち寄った本屋であった出来事です。


付き合ってる彼女からオススメされたとあるマイナーマンガにどっぷりはまり、その続きが欲しくて駅の近くの本屋であったら買おうと思い立ち寄った。

目当ての本を見つけ、レジに向かおうと思ったとき、後ろから怒鳴り声が聞こえてきた。


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振り向くと、バイトらしき大学生くらいの男とそれより少し上くらいの女性が、如何にも不健康そうな色白のデ●に怒鳴られている光景が目に入った。

「おい！こいつ(男の方)在庫無いって言ってたのに在庫あるじゃねーか！どういう指導してんだｺﾞﾙｧ！」

「見落としがあったようで申し訳ございません…」

「ざけんな！お前らのせいで不愉快だ！お詫びとしてこのマンガをタダにしろ！」

「申し訳ございませんがそれはできません。こちらの落ち度は認めますが、代金と引き換えでないと困ります」

「ダメだ！お前らのせいだからタダにしろ！」


どうやらバイトくんが在庫の確認を見落として、●ブはそれに難癖つけてマンガをタダにさせようとしてるらしいことはわかった。

女性はバイトくんをバックヤードに下がらせ、１人で対応を始めたもののデ●は益々ヒートアップ。
このままだとごり押しされかねない感じだし、他の客は怖がってるし、何よりこのまま帰るのも後味が悪いので助け船を出すことにした。

「ちょっとあなた、さっきから五月蝿いけどなんなのさっきから」

「ああ？こいつら(本屋の店員)が欲しいマンガの在庫ないっつーのに、俺が見たらあったから説教してるんだよ！」

「ああ、そうなんですか。でも、だからってマンガをタダにするのは本屋さんもできないし、あったならそのまま買って帰ればいいじゃないですか」

「そういうわけにはいかねーよ！俺はこいつらに思い知らせてやるんだよ！」

……どうやら何がなんでもタダにさせたいらしい。
店員の女性が「あの、お客様、大丈夫ですから…」と止めに入るが、明らかに大丈夫そうじゃない。だって今にも泣きそうだったし。

俺はジェスチャーでいいですから、と制し肉塊を抑えるの続行。

「でもね、あなたがさっきから大声で怒鳴ってるから他のお客さん、怖がってこの辺のコーナーに近寄れなくなってるじゃないですか。さすがにその辺で抑えないとまずいんじゃないですか？」

「こいつらがマンガ寄越せば済む話だろ！それで解決だ！」

いや、それで解決するのお前だけだろ。
埒が明かないので店員さんに店長かマネージャー呼んでくれるように頼み、店員さんダッシュで呼びに行った。
俺は「どこ行くんだｺﾞﾙｧｧｧ！！」と叫ぶ肉の塊からディフェンス。
んで、店員さんが見えなくなった所で俺様本気モード。

「まあまあ落ち着いて。確かに在庫をちゃんと確認しなかった店側も落ち度はあるでしょうけど、それでもタダでマンガをよこせなんて、セッコい真似をするなんて良くないですよ？」

「どこがセコいもんか！俺は今日同僚のミスなのに自腹で○万円払わされたんだ！だからマンガくらいいいだろ！」

「金額の大小じゃないんですよ？それに、仕事でトラブルあったからってこういうのは感心しませんね。自分の人としての器が小さいと言ってるのと、同じだと思いませんか？」

「だからなんだ！俺はこのマンガが欲しくて探してたんだ！あるのにないと言ったあいつが悪い！」

「僕もこのマンガ欲しくてここに来ましたが、僕ならもし店員さんが見落としてても見つかったらそのまま買って帰りますね。それが普通の対応だと思いますが」

「俺が悪いとでも言うのか！」

「少なくとも、仕事のストレスを無関係な人にぶつけ、大声で他のお客さんに迷惑をかけ、たかだか数百円のマンガ代をケチってタダにさせようとするあなたは…言い方が悪いですが、人間性に問題のあるクズと呼んでも差し支えないと思いますよ」

肉の塊は何か言いたそうだったが言い返せなかったようで、「でもあいつが悪い」「俺は誠意を見せろと言っただけ」「客の権利だから」とブツブツと言うものの先程よりずっと大人しくなった。

そこへちょうど先程の店員さんがマネージャーらしき人を連れてきたので、俺は簡単に状況説明。
最後に、「周りのお客さん怖がってたので、大変でしたよーw」と付け加えといた。

んで、店員さんにレジの場所を教えて貰いやっとマンガ購入。
店を出るときその店員さんから最後に「助けてくださりありがとうございました」と言われたので、「大変でしょうけど、頑張ってください」と言ってあげた。


あの肉塊がどうなったのかは分からないけど、逆にマネージャーにごり押しされて追い出されたのだろうと思う。
デ●を黙らせる為に俺が吐いた暴言の数々は、デブが例え喚いたとしても店員さんは聞いてないし、明らかに悪いのはあちらなので問題にはならないだろう。


ぶっちゃけると俺も業種は違えど接客業なので、悪質なクレーマーでの苦労は分かるのよね。
勿論、仕事中には間違ってもこんな暴言は吐きませんよ？……吐くのは心の中にだけにしてるのでw


つい最近、その肉塊と同類の悪質なクレーマーを出禁にできたので、思い出しカキコ。



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