11: 名無しさん@おーぷん 2015/01/27(火)00:00:20 ID:A38
自分というより母の修羅場だったと思う話。

私が小学校低学年の頃、今の家から7~8km離れたところに引越しが決まった。
新居は日曜大工が趣味の父が半年ほどかけてリフォーム。
リフォームは基本土日で、朝方に父が新居へ行き、昼頃に昼食を用意した母が私を連れて新居へ向かうのが常だった。

で、ある日の昼頃に私は母と喧嘩をした。理由は確か私が我が儘を言ったせい。
母は「そんなこというなら、お母さんたちが帰ってくる夕方までお留守番してなさい!」と家を出て行ってしまった。



でも私は「お母さん優しいからどうせ連れてってくれる」と思い待っていた。そしたら、母の車の音が遠ざかるのが聞こえた。
実は母は昼食用のお弁当を取りに行ったら一旦戻ってきて、私を回収する予定だったそうなんだけど、
私は「置いていかれてしまった!」と結構ショックを受けていた。
もちろん留守番はしたことはあったけど、一人っ子の私には、「父と母は一緒なのに、私だけ一人」という状況が耐え切れなくてメソメソ泣いてた。

このまま泣いてりゃ良かったんだけど、何故かここで「じゃあ自分で行こう!」と一念発起。
リュックサック担いで、水筒に水道水詰めて、車庫側の裏口から外に出た。
車庫の電動式のシャッターを下ろして、戸締り完成。
そのまま地元の商店へ行って、10円のガムやら飴を手持ちのおこづかいで買えるだけ買った。

新居へは車でしか行ったことはなかったけど、その近くにあるスーパーによく行っていたため道順は覚えていた。
飴舐めたりしてピクニック気分の私だったが、家に帰った母は、私がいないと大パニック。
書置きでもしとけば良かったんだけど、そんな知識はまだ持ち合わせてなかった(確か)。
で、母は「もしかして自分で新居に向かったんじゃないんだろうか」と新居までの道に私がいないか確認して回ったらしいんだけど、
私が通っていた道はあくまでスーパーへの道。新居へ行くには少し遠回りな道筋だった。

結果としては2時間くらいあと(結構道草楽しんでた)に新居にたどり着いた。
たどり着くや否や、ずっと探し回っていた母に泣きながら怒られた。
普通に不審者とかいたご時世だったし、警察とかにも連絡入れてた(捜索とまではいなかったけど)母は修羅場だったと思う。
ちなみに父はそんなに心配してなかったらしく、むしろ「お前こんなことまでできるようになったのか」と成長を実感していたらしい。

16: 名無しさん@おーぷん 2015/01/27(火)12:23:13 ID:VcQ
>>11
お父さんwwww

引用元: ・今までにあった最大の修羅場を語るスレ4




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