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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます！

[投稿日時] 2016年10月01日 00:30
■体験談
こんな私でもあった、うら若き乙女の時代のこと。
大学で同じ授業を取っていた身障者の男性（A)から突然告白された。一言もしゃべった事なかった。
余りに突然で、告白された経験もなかった私は混乱し「貴方の事は何も知らないので」と断った。
その後もアタックは続いた。
その言動が上から目線で攻撃的な感じがして余り良い印象ではなかった。
彼にはボランティアのヘルパーみたいな学生が交代でついていて「身障者だから偏見で見ていないか？ありのままの彼を見てあげて欲しい」みたいなことを言われた。
差別主義者と思われてる？とモヤモヤしながら友達（B)に相談したら「納得させるために一度ゆっくり話してみたら？怖かったら同席してあげるよ」と言われ、私+B VS A+ボランティアのうちの1人の女性（C)で話すことになった。
大学で4人で話し合い？した。

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ところが私が想像してたのと違ってCから私に対してAのトイレの介助の仕方とか車いすの介助の仕方とかを教えられた。
Cから、これから二人で行動するには覚えないといけない事だと言われた。
私は「まだ付き合うと決めていないし、いきなり二人きりになるのはハードルが高いので、一緒に行動するなら最初はグループにしたい」と言ったら、Cから凄い勢いで怒られた。
普段、ニコニコして良い人の見本みたいなCからは想像も出来なかった見幕。
要約すると、身障者差別してる、身障者が介助を受けるのに負担を感じない様にしないといけない、だから身障者の世話をするのは当然だ、と言う理屈。
 当時の私としては介助とは言え男性のトイレの世話を嫌悪感を感じていたが、それが自分の差別感ではないか？と感じて怖くなり押し切られてしまった。

大学のトイレで介助の練習をした。
当時の私にとっては男性の下半身を見るのも苦痛だったし、Aが私につかまった時に必要以上に密着され余計なところに手を回された様な気がして（本当に必要だったのかもしれないが比較対象がないので分からない）物凄く嫌悪感があった。
その後、4人で雑談、と言うよりCによる身障者が受けている不当な差別についての講義を受けさせれられた。
Cの仕切りで次は大学の外でAと二人きりで会う段取りをつけられてしまった。
Cと駅で落ち合い、映画を見てファミレスで食事をした。
途中でトイレ介助があり、やっぱり不自然に抱き着かれているような気がした。
当時は身障者用トイレは珍しくてファミレスのトイレは狭かったので体が当たることは避けられず単なる思い違いかもしれない。
ありがとうの言葉もなかった。それが身障者が遠慮せずに生きられる社会と言うヤツか？とモヤモヤ。
卑屈になることはないが他人と何かあれば労わりや御礼の言葉を言うのは人として当然の事じゃないの？
御飯を食べる時に頂きますを言うのが当たり前みたいな事じゃないの？
ファミレスで話していても、Aの話は他人に対する文句ばかりで、自分に対して労わらない人々に対する攻撃と言うか見下しと言うかイチイチ棘があった。
家に帰って考えを整理してみて、やはりAとは合わない、好きになれる可能性はない、とても付き合うのは無理だと言う結論に達した。
大学でAに会った時に、価値観もノリも合わないので貴方とお付き合いするのは無理だと伝えた。
その時のAの介助はCではない男性（D)。
Aは「自分が身障者だからか？」と聞いてきたが、私は「話す事は他人の悪口ばかりで、人の助けを借りても、ありがとう、も言えない人とは価値観が合わない」と答えた。
それでその場で収まったが、後日、Cに呼び出されて差別主義者だと罵られた。
その後、噂の発生源はAかCだと思うが、Aの介助のボランティアグループを中心に、身障者だから私がAを振った酷い差別主義者だと噂を立てられた。
しかし私とAのやり取りを見ていたDは、それは違うとボランティアグループで反論して内紛になった様で、Dは何人かを引き連れてそのグループを辞めた。
Dは私の、その時のやり取りを教えてくれた。
そんなわけでDとはBも交えて何度か話をしたら、Dから告白された。
私はDは好みでもなかったし、あのグループの事を思い出すのも嫌だったので御断りした。
その後DはBにも告白して御断りされた。後に聞いた噂によるとDはCと短期間付き合っていたらしい。


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