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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます!

[投稿日時] 2017年02月16日 16:23
■体験談

私の体験と少し似た話を何処かで見かけたので、たまらなくなって書き込みました。文才無いので時間軸が分かりにくいかも知れません。

今から30年前、当時小6の娘が反抗期になった。私の言う事を全く聞かず、私が娘に何か言えば「うるせー糞ババ!」と毒づくばかり。
しかし娘は歩きながらお菓子食べたり、ドアを足で開けたりと行儀悪い事をわざとするので、娘に罵倒されようと怯まず娘に注意していた。
そんな私が邪魔だとおもったのだろう。娘は夫に「ママが知らないおじさんと手を繋いでいるのを見た」などと、私がいかにも不倫しているような事を吹き込み始めた。




夫は娘の言う事を完全に信じた。夫は私の反論を一切聞かずに私をボコボコに殴り身一つで家から追い出した。当時はネットどころか、パソコンがやっと一般家庭に普及し始めた頃、身の潔白の晴らし方や離婚についての知識を得る事も出来ず。私は不倫した大馬鹿者として親類縁者殆ど全てに絶縁された。

唯一私の潔白を信じてくれた友人の手助けで縁もゆかりもない土地に逃げた。私は当時30代半ば、出会いもご縁も無く一人ぼっち。女性も知人以上の知り合いは出来ず、上記の友人との電話と、その友人がたまに会いに来てくれる事だけが唯一の楽しみだった。

それから20数年経って、友人の旦那さんから友人が病気で入院したと聞かされた。本当は戻りたくなかったけど、どうしても友人には会いたくて私は前住んでいた町に戻り、町の病院に行って友人を見舞った。
その時の友人の病気は大した事無く、ホッとして帰ろうとした時だった。病院のロビーで老女を車いすに乗せて押している女性を見かけた。
女性の顔見て、昔の私に似ていたからまさかとは思ったが、やはりその2人は元姑と娘だった。娘も私に気づいた。どちらから言うでもなく、私と娘は長椅子に座って(元姑は認知症で状況が分かって無い)話をした。
娘は座るなり私が聞いてもいないのに、その後の身の上話をし出した。

元夫はその後も再婚せず、娘はずっと一人で家事をやらされた。高校の時元舅が倒れて元舅姑と同居になり、昼は学校夜は元舅の世話の日々。その為娘は大学進学を断念。5年後にやっと元舅が亡くなりやれやれ…と思う間もなく元姑が痴呆発症。それからずっと娘は元姑の世話をしている。元夫はずっとただひたすら生活費と医療費を稼ぐだけ。30過ぎた今も娘は嫁にも行けずただ一人で元姑の世話に明け暮れる毎日…。

私はそこまでは黙って淡々と聞いていた。しかし娘の次の言葉に心の中の何かが壊れた。

「私一人で大変なの。だからお母さん帰って来てお祖母ちゃんの世話してよ!」

それまではどちらかと言うと私を信じなかった元夫の方にずっと怒りの矛先が向いていた。しかし上の娘の発言で怒り矛先は変わった。私の心のどこかにあった「子供が考え無しにやった事だから」と娘を許していた思いは完全に消えた。
私に一言の謝罪も無く、さらっと「一人で大変だから帰って来て世話をしろ」~?!…お前の嘘で私の人生狂わされたんだぞ?もしあの友人が居なかったら今頃は…。こいつ私を舐めてんのか?!…もう私の娘に対する憎悪の感情は止まらない。

私はもう座っていられなくて立ちあがり、そしてもう元を付けたい娘に「寝言は寝て言え。もう2度と私の前に現れるな!」と言い残し、振り向きもせずさっさと病院を出た。

それからまた数年たった今。あの唯一の友も去年病気で亡くなった。娘達もどうしているのかも知らない。完全に私は一人。このまま老いて行く自分に何の感情も無い。体のどこかに異常があるとかえってホッとする自分が居る。早く終わりにしたい、こんな人生。


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