261: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2013/06/22(土) 11:20:21.73 ID:w9ecruuh!
長くなるので先にまとめます。

地味で口下手な私。
勘助A(教育実習仲間で就職先まで追いかけてきた)と勘助B(宅配業者)ら同時攻撃を食らう。
優柔不断で別れた彼氏A(分かれるかどうかも自分の意思がない)と彼氏B(デート3回目で告白の時婚約指輪を持ってきて受け取りを保留したら母親から抗議の電話)。
彼らの共通点は「私のことを守ってあげたい」と言うんだけどトホホなこと。
「守りたい」は勘助注意報。




262: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2013/06/22(土) 11:24:18.22 ID:w9ecruuh!
私は複雑な家庭に育ったコンプレックスが強くて口下手で人にモノを頼むのが苦手だった。

大学の時、初めて付き合った彼氏Aは私のことを「守ってあげたいタイプ」って言うんだけど本人は超優柔不断。
結局、私が全部面倒見て判断してあげないといけなかった。あの当時は経験不足で男を見る目がなかった。

教育実習で一緒になった男(勘助A)が典型的な勘助。
勝手に私が勘助Aを好きだと思い込んで大変だったけど「彼氏がいるから」と断り続けた。

卒業後、私は地元に就職。遠距離なって彼とは破局。
遠距離なっても関係を続けたいのかどうかさえ自分で決められなくて私に決めさせようとする態度に幻滅。

1年後ビックリしたことに留年した勘助Aが私の就職先に就職してきた。
教育実習仲間の女の子が勘助Aに私の就職先を教えてた。
多分、その子が勘助Aに付きまとわれるのが鬱陶しくて私を生贄にしたんだと思う。
勘助を断る時には「彼氏がいるから」って言うのはダメだと、この時学んだ。
「彼氏がいるから」→「本当はオレのことが好き」って変換されてしまうから。
就職してきた直後、告白してきたけど「貴方はタイプじゃない」と断った。

263: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2013/06/22(土) 11:27:01.74 ID:w9ecruuh!
私の就職先は結構ブラックで日々過労死しそうな長時間労働だった。
日々鼻血が出るぐらい忙しいのに私に付きまとう勘助A。
こいつも私のことを「守ってあげたい」って言うんだけど他人のことを守ってあげるどころの騒ぎじゃなく仕事ができない。
私がフォローする羽目になり長時間労働。それなのに勘助Aは
「そんなに無理するなよ」(お前のせいだよ)「日曜日○○へ行こう」(お前のフォローで休日出勤だよ)
と私の神経を逆なでしまくる。

私のイライラが頂点に達しているころに勘助Bが登場。
当時、会社のすぐ近くにアパート借りてたんだけど、某宅配業者の配達員で職場と私のアパートの担当だった。
当時ブラック勤務で時間がなく通販だけが私の趣味だったので毎週のように顔を見かけていた。
しかし特別な会話をしたことはなかった。
ある日突然、通販品を届けに来た勘助Bは「好きです。付き合ってください」と言ってきた。
「今、めちゃくちゃ忙しいし貴方のこと知らないし、そう言う気はありません」て断っただんだけど帰ってくれない。
「私とちゃんと話したこともないのに、いったい何が好きなんですか?」と言うと、
「貴方には守ってくれる人が必要で、それがオレ」みたいなことを言った。
とにかく、その日は帰ってもらったんだけど、そのあと2回、私のアパートに通販品を届けに来た時にも同じようなことを言ったので、
その某宅配業者にクレームを入れたら配置換えになったのか、二度と顔を見せなかった。
ストーカーにならないか心配だったけど、ああ言う個人情報を扱う会社って、結構しっかり管理してるみたい。

勘助Aは私と付き合っていると言う噂を流しているのは薄々感じていたので、私は勘助に告白されたけど振ったことをカウンターで流していた。
最初は同僚や上司は勘助Aと私が付き合ってると思っていたみたいだが(そりゃ就職先にまで押し掛けてきたら特別な関係があると思うよね)、
勘助Aの仕事のできなさと言うか勘違いのひどさ(人の話しを理解できないのは仕事でも同じ)を目の当たりにして、
本当に私とはつき合ってなくてストーカーぽい人だと言う認識が広がっていた。

264: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2013/06/22(土) 11:29:27.02 ID:w9ecruuh!
勘助Bのせいで私のストレスが最大級に溜まっている時に、勘助Aが会社の朝礼で私のことをオレの女宣言。近いうちに結婚したいんだって。
私、人生初の大勢の人の前でブチ切れ。
「結婚?ふざけるな。アンタとはつき合っていない。と言うか嫌い。付きまとわれてキモイ。あれだけ露骨に嫌がってるのにアンタ気付かなかったの?」
って言ったら、勘助Aショホ゛ーンってなって、何も言わなかった。そして、次の日から会社に来なかった。
勘助Aがいなくなって私の残業は減った。初めからいなかったほうがマシだったと言うこと。
違う意味で「私の時間をかえして」って言いたかった。

しばらく男がコリゴリって思っていたのもあって数年間彼氏なしの生活。
地味で無愛想な女だから当たり前と言えば当たり前。
誰にもモテ期があると言われるが大学3年~就職2年目までがソレだったんだね。ろくなヤツこなかったけど。

就職して数年。ぺーぺーを卒業して、そこそこ時間がとれるようになったので習い事を始めた。
そこで出会ったのが彼氏B。
共通の趣味があったし特別悪い人でもなさそうなので一緒に遊びに行こうと言われてOKを出した。
特におかしなところもないので、次の誘いもOK。そして3回目で告白された。
一応、そこそこ好印象だったのでOKを出す。
でも、そのデートで私の何を気にいったの?って聞いたら「貴方を守らないといけない気がする」。
もう、その時点で悪い予感と言うか、この人とは無理だなって分かった。
そしたらデート終了間際「婚約指輪」を渡された。
「結婚のことは、まだ考えていない。だから受け取れない」と断ったら彼氏Bはショホ゛ーンとなって帰った。

265: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2013/06/22(土) 11:31:31.14 ID:w9ecruuh!
どうやって彼氏Bを断ろうかと悩んでいたら数日後に彼氏Bの携帯から着信。
ところが声は彼氏Bの母親。彼氏Bの母親とはしゃべったことはなかったが同じ先生について習い事をしている。
「どうして指輪を受け取らないのか?」と詰られる。
告白と同時に婚約指輪を贈られても困るって説明しても、自分の息子が非常識なことをしていると理解できないみたい。

その後、習い事に行ったら私と彼氏Bが結婚すると言う噂が蔓延。彼氏Bの母親が撒き散らしていた。
私は彼氏Bに電話して「母親の暴走を止めてくれ」とお願いしたら彼氏Bはテ゛モタ゛ッテ。
私は「母親の暴走から私を守ってくれない人とは結婚を前提の付き合いは出来ません」と言って電話を切り着信拒否。
習い事も辞めた。

そんな私も、今では一児の母。
旦那は「何でも自分で出来るアンタといると楽。安らげる」と言う。
旦那はキッチリ働いて私と子供達を守ってくれるけど、私のことを守りたいとか守りたいタイプなんて言ったことがない。
むしろ私が何かを相談しても
「僕はこう思うけど実際にやるのはアンタだから最後はアンタが決めれば良い。僕はアンタを信頼してる」。
「それで僕がエライ目にあっても夫婦なんだからしょうがない。上がるも下がるも一心同体。僕が迷惑をかけた時はよろしくね」
とアッサリしてる。
そんな旦那をゲットできたのも、優柔不断彼氏と勘助に鍛えられて、自分の言いたいことを言うようになったからだろうな。
その意味では彼らに感謝しないでもない。

引用元: ・【暴走】勘違い男による被害報告31人目【粘着】




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