374: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2013/10/22(火) 23:13:53.55 ID:Ulo4qJHi
ちょっと長い。あと、スレチだったら申し訳ない。
自分が女子高生と言う名のオッサンだったころの話です。
通学には電車を利用。約30分の道のりですが、
60オーバー、おデブの自分は座りたい派だったので、最寄から学校まで鈍行に乗っていました。
途中のX駅で快速と接続し、そこでかなりの人が乗り換えるので、そっから先が座れるのです。
ある日電車に乗り込んで荷物を網棚にと思い、「シューッ!」と心の中で叫びながら網棚に荷物をスロー。
ガシャン!と結構大きな音がしてしまい、はっとしてあたりを見回しました。
周りの人たちは概ねが見なかったふり、聞こえなかったふりをしていたのですが、
30代後半くらいの男性がなんかすっごい睨んでいました。
サーセンwwと苦笑いしつつ頭を下げておきました。
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375: 374[sage] 2013/10/22(火) 23:15:03.79 ID:Ulo4qJHi
なんだよぅ、そんなに睨まんでもええやんかぁ、と思いつつ、荷物は静かに網棚へ。
自分はいつも同じ時間の同じ車両に乗っていたのですが、相手もそうだったらしく、
毎日会っては睨まれつつ荷物を網棚に置く。その繰り返し。
これが1か月弱くらい?続きました。
ある日、私はちょっと気分を変えてX駅で快速に乗り換えました。
某線の快速の朝ラッシュは、それなりにすごいです。
ギュウギュウ押されながらなんとか快速へ乗り込む私。
フハッ!と一息ついた瞬間・・・ガッツリと乳と股間を触られた。
ファッ!?と頭が真っ白に。
痴漢ってこう、最初はそろそろ、抵抗しなければキワドイところを・・・って触り方じゃないですか。
それがいきなりガッツリでしたからね。
なんかもう、信じられんと言う気持ちが大きくて思わず振り向いたら、例の男でした。
376: 374[sage] 2013/10/22(火) 23:16:07.49 ID:Ulo4qJHi
あろうことかファスナー下げてパンツの中まで手を突っ込んできました。
(私服可の高校で、ジーパンをはいてました)
手口が大胆すぎて、え?え?何が起きてるの???と混乱状態の私。
とりあえず次の駅で降りました。男は追ってきませんでした。
毎日睨まれているのかと思ってましたが、もっとアレな視線だったようですねん。
ウヘァ・・・
とは思ったけれど、快速に乗らなければ被害はありませんでした。
乗客がまばらな鈍行では手が出せないらしいので、別に車両を変えたりはしませんでした。
数日後、X駅で降りた男がこっちに向かって、顎をしゃくってきました。
何してんだよ、お前も乗れよ、とでも言うように。
今思うと危機感なさすぎでしたが、さwwそwwっwwてwwるwwとか、なんか逆に面白がっていました。
377: 374[sage] 2013/10/22(火) 23:16:41.01 ID:Ulo4qJHi
男が鈍行を下りる瞬間に、私の耳元(多分)で「おはよう」と言ってきたのです。
この時ばかりは、背中にびっしり鳥肌が立ったほどに怖かった。
なぜか、パンツに手を突っ込まれた時よりも怖かった。
何でそんなに怖かったのかはわからないけど、本当に本当に怖かった。
とまあ、恐怖体験もありつつ、自分の高校卒業が迫ってきた。
大学生になれば利用する電車の時間も変わる。
電車でしか接点がないので、男に睨まれることもなくなる。万々歳・・・
のはずが、デブで色恋沙汰に疎くて喪女拗らせてた私(愛読書は宮城谷昌光)は、
結局男は何を考えていたのかが気になって気になってしょうがなかったので、
直接一度話してみたいと思った。
悪くなさそうな人なら、付き合ってもいいかなと思ったの。
意を決して私はもう一度、快速に乗った。
378: 374[sage] 2013/10/22(火) 23:17:17.92 ID:Ulo4qJHi
尻に執着している手に、あらかじめ用意していた紙切れを渡す。
紙には「今週土曜日13時○○図書館で」と。
土曜の図書館なら人が多いし、周りが静かだからそうそうアレな事態にはならないかなと思って。
それを読んだ男。「・・・!」と息を飲んだ後、余計にハスハスフッフッ言いながら触り・・・というか、抱きしめてきた。
あまりにもあからさまだったので、隣のリーマンが間に入ってディフェンスしてくれたww
私はリーマンに頭を下げてから、次の駅で降りた。
そして土曜日。私は図書館に行った。
とりあえず工口同人みたいな事態を避けるには・・・とシミュレートしつつ、緊張しながら待った。
・・・15時になっても男は来なかった。
私は井上祐美子の本を借りて帰った。
379: 374[sage] 2013/10/22(火) 23:19:37.14 ID:Ulo4qJHi
いましたよ、電車のいつもの車両に。
一言文句を言わないと気が済まないと思い、こっちから声をかけました。
「あの、図書館に来なかったですよね?」
「ごめんね、仕事で行けなくなっちゃったんだよv」
「(口調馴れ馴れしすぎんだろ・・・)あのですね、私、高校卒業が近いんで、
もうこの電車使わなくなるんですよ」
「うんうんv」
「だから会わなくなる前に、一度話をしたいと思ったんですけど」
「うんうんv」
「・・・」
いや・・・私たち会話したのこれが初めてですよね?お互い名前も知らないですよね?
何でそんな、ニッコニッコと恋人がホッペタふくらましてるのを微笑ましく見てるみたいな顔しとんの・・・
遅ればせながら「これ(こいつ)、アカンやつや・・・」と思い始める私。
「・・・えっと・・・じゃあ・・・」
「うん、またねv」
会わなくなるって言ってんだろ、と突っ込む気力もなく。
その後私は電車に乗る時間帯とともに、車両も変更したため、二度とその男には会わなかった。
以上です。
あの男の中で私は勝手に恋人(体の付き合いあり)扱いだったのかなー、と思うのでこちらに。
スレチだったらごめん。
381: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2013/10/22(火) 23:38:36.91 ID:Pwj0fkLk
危機感なさすぎだな姉さん…
説教する気はないけど、よく話そうと思ったねw
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