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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます！
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[投稿日時] 2017年10月16日 12:32
■体験談
私は本当は双子だった（2卵生の姉弟）。しかし私は無事産まれたが、弟は一度も産声挙げる事無くそのまま天に帰った。
実母は実祖父母から「何で男の方を無事に産まなかった！」と激しく責められた。そのせいか実母は私には何の愛情も関心も示さなかった。実父も実祖父母も私の事を疫病神扱い。酷い暴力こそなかったが何事にも邪険に扱われた。
幼かった私は自然と脳内で自分を「おとぎ話のヒロイン」に変換。邪険にされる度「今は苦しくてもいつか助けが来てくれる…」と考える様になった。（恥ずかしながらいい歳のおばさんになった今も、何かあると自分を悲劇のヒロインに脳内変換する癖が抜けない。痛いババアです）
▼コメントたくさん！人気記事！幸いその願いは叶えられた。私を産んだ後、実母はなかなか妊娠しなかった。5年近く経っても子供が出来ないのに怒った実祖父母が「これは家に疫病神（私）がいるせいだ！」と言い出し、私は養女に出される事になった。
養父母は私を実子同然に育ててくれた。養女になって初めて「友達」「お年玉」「誕生日」「クリスマス」の存在を知った（私は幼稚園にも行かせて貰えずずっと家の中に閉じ込められてた。TVも見せて貰えず与えられた絵本数冊が唯一のお友達状態だった）子供の頃はもう毎日が楽しくて楽しくてしょうがなかった。その後私は普通に進学して普通に就職して普通に結婚して子供産んで…。周りから見れば面白みのない平凡な人生なんだろうけど、私には超ラッキーな人生としか思えない。あのまま実家に残っていたらもっと不幸になってた。この前養父が亡くなり、葬儀に実父の親戚（養父の昔からの知り合いで、それが縁で私の養女縁組が成立した）が来た。それで実家の現状を聞いた。話聞いてて（ああこれがよく巷で聞く「メシウマ」というやつかー）と思った。
私が出て行った後も実母は一向に妊娠せず、痺れを切らした実祖父母に責められて遂に離婚。実父はすぐに再婚し、今度は無事に男が産まれた。
腹違いの弟は実祖父母にベタベタに甘やかされて立派なドクズに成長。家庭内暴力は勿論、世間様にも多大なる迷惑を掛けまくり塀の向こうに行ったそうだ。実祖父母も実父も親類縁者に縁を切られ、今は弟の尻拭いに明け暮れる日々で「これも絶対疫病神（私）のせいだ」とあちこちに愚痴ってるそうだ。
この事教えてくれた親族が「あいつ等は私子さんの今の居場所は知らないし探す金もヒマも無い。ワタシも彼等に教えるつもりは全く無いからまず大丈夫だろうけど、一応身の回りには用心をしておきなさいな」と言ってた。
あいつ等がそういう事しようとしたら、更なるでっかい生霊飛ばしてやるわ。今私は幸せだけど、心の隅には未だ幼い頃の恨み辛みがはっきり残ってる。あいつ等の不幸は、私が源氏物語の六条御息所みたいに前々から無意識に彼等に生霊を飛ばしてたからかも知れない。実際脳内で六条御息所に自分を変換した事あるし。
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