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377: 名無しさん@おーぷん 2017/04/04(火)00:49:13 ID:AP8
投下。ちょい長め


学生時代、幼なじみの元カノが友達だと思っていた男に取られる。
 ↓
元カノとの別れ話の際にトラウマを植え付けられ女性不信&EDに。
 ↓
同級生のクソ女がトラウマに塩を塗りつつもクソ女とだけは徐々に会話が出来るようになる。
 ↓
クソ女の浮気(?)が原因で彼氏に部屋を追い出され、何故か我が家に押しかける。
 ↓
仕方なく期間限定のルームシェアのつもりが、何故か5年も共同生活を続ける。
 ↓
共同生活中、何故か親達の交流が始まり、親同士だけで旅行まで行く仲に。
 ↓
突然親達に呼び出され、「何時結婚するんだ?」と聞かれ二人とも返答に詰まる。
 ↓
話の流れで何故か俺が「今年中に」と答えてしまったため、付き合いをすっ飛ばして結婚。
 ↓
式直後の新婚旅行で、女に体を捧げる。
 ↓
その際トラウマが解消され、以降猿化。勢いで年子3人制作。






今春高校生の長女に嫁が「本当に大切な人のために初めては捧げるモノだよ。」と言っていたのを耳に挟んで思い出しカキコ。

「お前が言うな!」と喉まで出かかっていたのは俺の中の修羅場。

378: 名無しさん@おーぷん 2017/04/04(火)20:52:13 ID:JOk
トラウマ含めてKwskしてみようか。

379: 名無しさん@おーぷん 2017/04/05(水)18:52:29 ID:Unt
kwskも何も、ストーリー的にはこれで完結なのだがね……。
でも、上記のストーリーに会話なんかを思い出して他聞きと合わせて脳内補完した半フィクションで良ければ以降投下します。
381: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)19:11:07 ID:Unt
相手からの告白で中学校から付き合い始め、
高校も同じで学部こそ違えど同じ大学へ進学した元カノ(以降A)。
親同士も知り合いで、漠然と将来も見えていて
大学進学と同時に同棲という話もあったのだが、そこはさすがに……と言うことで、互いのアパートまで
歩いて5分の場所に借り、部屋を行き来していたんだ。

サークルは彼女の希望で介護のボランティアなんかをするサークルに一緒に入って、
なんやかんやで一年ちょっとは楽しく過ごしていた。
そこには彼女と学部が同じで、同期で一浪の女好き男(以降B)と、
俺らと違う学部の同い年の男好き女(以下C)も在籍していた。

383: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)19:38:55 ID:Unt
Bとの出会いは初めて出席した授業で隣になり、妙に馴れ馴れしいが
嫌らしくないというか、何事も『Bだからな……』で済まされるようなタイプ。
でも、本質はかなり違ってたのを見抜けなかった。

Cは見た目も行動も派手な面倒見のいい姉御肌タイプ。
それでいて『男はしてみなけりゃ判らない』が口癖のようになっていて、
Aに『一人しか知らないなんて勿体ない』と言ったと思えば、
『でも一人の男だけを見ていくのも幸せだよね』なんて
ダブスタも良いトコな事をほざいていた。
ただ、頻繁に彼氏が替わっていたのはサークルでも有名だった。

385: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)20:17:25 ID:Unt
二回生の初夏、サークルの呑み会がにあったが
どうしてもレポートが間に合わないため、俺は欠席してAは参加した。
参加者の中にはBとCもいた。
いつも互いの呑み会終わりには相手の部屋に行くのが
慣例となっていたのだが、その日に限ってAは部屋に来なかった。

次の日、徹夜でレポートを仕上げた俺は下校後その足でAのアパートへ向かったが留守で、
帰り道に公衆電話からポケベルにメッセージを入れたが反応はなかった。
ようやくAに会えたのは、翌週の月曜日、サークルの部室だった。

387: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)20:51:43 ID:Unt
俺の顔を見るなり俯くA。「今まで何処に行ってたんだよ?!」
と言い終わる前にBが俺の肩に手を廻して「呑み会で盛り上がっちゃって
○○先輩(女)の家でAちゃんとみんなで泊まったんだよね。
連絡しないで悪かったな。Aちゃんも反省してるからさ、許してやってよ。」
「A、本当か?」
「うん、○○先輩の家に泊まったのは本当、ごめんね。」
ちなみに○○先輩はサークルのOGで数度の呑み会でしか
俺は会ったことはなかったが、綺麗目な人だった。

388: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)20:59:23 ID:Unt
その日の夜、俺の部屋に来たAと飯を食べ、そのまま猿化しようとすると生理休暇で断られた。
その後も『疲れている』『忙しい』などと約一ヶ月ほど”お預け”を喰らっていた。

389: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)21:05:41 ID:Unt
ついにその日が来て、溜まりに溜まっていた俺は貪り付くようにAを求めた。
Aもそれに応えてくれた。でも、その時気づくべきだったんだ。

終わって横になってる俺を尻目に、風呂へ向かうAを見ても何も思わなかった。
出来ることなら当時の俺を殴りたい。

392: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)21:41:12 ID:Unt
二ヶ月後、俺はまた月イチペースで『お預け』を喰らっていたが、
友人から『この前AとBが繁華街を歩いていたぞ。』とタレコミがあった。
その日はAが友人と買い物に行くと言っていた日だった。
ただ、その頃のBは馴れ馴れしさに嫌みを感じるようになってきて、
人を見下すようになってきていたのは気になっていた。
だが、根拠のないポジティブシンキングの俺は、
半月後の俺の誕生日のプレゼントでもBに相談していたのだろうと勝手に思いこみ、
何も知らない振りをしなくては…等と勘違いしていた当時の俺に小一時間説教したい。

393: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)21:47:48 ID:Unt
俺の誕生日が来週に迫っていた日、部室にいた俺へポケベルで親から連絡が入った。
『入院中の俺の祖母さんが亡くなった。旅費は振り込んでおいたからAちゃんと二人で帰ってこい。』
そう聞いて部室に戻るとそこにはA・B・C他の面々が顔を揃えていた。
祖母さんが亡くなった事を伝え、Aに一緒に帰るぞと言ったところ、Aは俺にこう言った。

「えっ、今週は彼と旅行があるから無理だよ。」

その場の空気が固まった。

394: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)21:55:36 ID:Unt
Aの彼氏は俺。でも俺は旅行の約束なんてしていない。
でもAは彼と旅行に行くと言っている。
俺は今週バイトで会えないとAから聞いている。
そんなこんなを考えてるうちに、何かがふと繋がったんだ。

そして、俺はBに顔を向けた。

Bはバツの悪そうな顔をして俺を見た後、ニヤけ顔に変わり極めて明るい口調で喋り始めた。
「だめじゃ~ん、Aちゃん。こんな所でバラしちゃって。俺君も固まっちゃってるよ(笑)」
「やだな~。この空気感。学生の惚れた腫れたなんて日常茶飯事ですよ~。そう深く考えないでよ。
ね、俺君。俺君と俺の仲じゃない?たまたまだよ、たまたま。こんな事もあるって(笑)」

俺は、動けなかった。喋れなかった。目の前にいるはずのBが別次元の生き物のような気がして、
Bが発しているはずの言葉がただの『音』としか認識されず、全く理解が出来なかった。
396: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)22:18:45 ID:Unt
同時に「Aちゃん、本当なの?」とCがAに問いかけていた。
自分の発言の意味をようやく理解できたAは「やだ…違うの…」などと
テンプレ通りの言葉を発していたが、
突然「Cちゃんだって一人しか知らないなんて勿体ないって言ってたじゃん!」とCに責任転嫁し始めた。
Cは穏やかに、諭すようにAに話しかけた。
「あのね、Aちゃん。私は彼氏がいないときはいろんな人としてたけど、
彼氏が出来たらその人としかしないよ。
他に好きな人が出来ても、ちゃんと彼氏と別れてから向かうし。」

「彼氏がいるのに他の人とするのは、世間では『浮気』って言うんだよ。」

397: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)22:27:14 ID:Unt
「浮気…いやぁぁぁぁ」と絶叫に近い号泣をし始めたAを尻目に、俺はまだ固まっていた。
号泣しているA、未だに喋り続けるB、哀れみの目を向ける他の面々。
Cは俺の方に歩み寄りBを俺から引き離し、肩を掴んで振り向かせたと同時に話し始めた。
だが固まったままの俺を強烈な平手打ちが頬に響いた。
ようやく我に返った俺は状況を把握し始めた。

398: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)22:33:51 ID:Unt
「俺君、Aちゃんもこんな状況だし、今回は一人で帰った方がいいと思う。
親御さんには学校の用事で都合付かなかったとでも言っておいてね。」
「後のことは私がある程度収めるよ。ちょっと責任感じちゃったし。
俺君には落ち着いて考える時間が必要だと思う。」
「あと、みなさん。このことは絶対に他言無用でお願いしますね。この場にいないサークルメンバーにもです。
もし、この事が他から聞こえた場合は一人頭一万円俺君に支払って貰いますからね。連帯責任です。」
誰もCの言葉に異を唱える者は居なかった。

俺は頬をさすりながら実家へと向かった。
ただ、『人の噂に戸は建てられない』とはよく言ったモノで、
後日A・Bを除いた人数×一万円が俺に支払われたよ。Cの分も含めて。

俺は人生の中でこれ以上に貰って嬉しくなかった金を知らない。

399: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)22:48:01 ID:Unt
葬儀のゴタゴタもあり、華麗にスルーされた俺の誕生日を思い出したかのように母親に言われた日、Cから連絡が来た。
こちらへ戻ったら、一度当事者同士で話す機会を作るから来てとのことだった。
その際、どのような事になってもいいように覚悟はしておいた方が良いとも言われた。
俺は戻る日を伝え、ならばと日時と場所を指定された。

指定されたのは大学近辺の大きい公園の東屋だった。
アパートに荷物を置きすぐに向かうと、既にA・B・Cが居て、
AとBが並んでCの向かいに座っていた。Cから缶コーヒーを渡されその隣へ座った。
Aは俯いて俺と目を合わせようとしなかったが、相変わらずBはニヤけた顔で俺を見ていた。
話し合いと言うより、ほぼCがこうなった経緯などを話し、
二人が相槌を打ち俺がちょこちょこ質問する形式で行われた。

正直眉唾物だが、彼らの言い分はこうだった。

401: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)23:07:09 ID:Unt
やはり最初は俺が行かなかった呑み会で、盛り上がって終電を逃したAが○○先輩の家に泊まったのが原因。
ただ、面子がAとみんなと言っていたのだが、みんなとはB一人だけ。
元々○○先輩とBが体のみの関係で、
Aが寝静まったのを見計らってしていたらしいのだが、
目を覚ましたAが二人を問い詰めるとパニくったBがAを押し倒して、○○先輩も一緒にした。
結局ずっと三人で絡み続け、Aも快楽におぼれて善悪の判断が付かない状況まで墜ちたらしい。

その後俺にバラすと脅され、一ヶ月間だけ三人で付き合うことを約束され、俺との営みを禁止された。

402: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)23:16:35 ID:Unt
Aは、一ヶ月我慢すれば俺の元に戻れると思ったらしい。
そしてBに『一ヶ月間、俺君を喜ばすための勉強をすると思えば?』と言われ、
すっかりその気になり『浮気』と言う概念すら覚えなかったと言っていた。
一方Bはその一ヶ月間は何食わぬ顔で俺と付き合っていたが、
Aが戻ってきたことにより自分自身の性に対する自信を深め、
略奪された俺に対して徐々に見下す態度を取り始めた。

404: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/05(水)23:55:41 ID:Unt
当時、俺はBやCに「Aがさせてくれない」と愚痴を吐いていた。
Cは「女だってしたくない時はあるんだよ。そんな事で落ち込まないの。」
と言ってくれたが、
Bは「お前に満足してないんじゃないのか?ちゃんと満足させてりゃ女なんて男から離れねぇよ。」などと言われ、
「何でお前にそんなこと言われなきゃならねぇんだよ(怒)」とキレると
「冗談だよ、冗談。たぶんAちゃんもバイトとかで疲れてるんだよ。
そのうちさせてくれるって。」とフォローを入れた。

すると次の日Aが家に来て、俺としてそそくさと帰って行ったんだ。
Bの指示だったとその時聞いた。

406: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)00:12:38 ID:r6p
そのうち、Aは俺を『彼氏』としていたがBのことを『彼』と認識するようになり、
○○先輩とのやり取りでは『彼』と言う隠語で話していた。
それが偶々あの場で出てしまった。
『彼氏』と『彼』、それがそれぞれどういう位置付けなのかは判らないが…
とにかく、Aの中でのBに対する比率が大きくなっていた事の表れなんだろう。

407: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)00:31:33 ID:r6p
正直、話を聞くまではやり直そうと思っていたんだ。
中学・高校・大学とAと重ねてきた時間があれば全て許せるってね。
Aもそう思ってると決めつけた上で。

でも、違ったんだ。俺との数年間は、Bとのたった数ヶ月で上書きされてしまっていた。
Cが話す合間にAがBを見る顔は、それまで俺にだけ向けられていた顔だった。
その顔を見たときに俺は、全てが終わったことを実感した。

408: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)00:42:06 ID:r6p
「アンタ方二人はサークルを辞めて貰う。異論ある?」
「あんな騒ぎを起こして、サークルなんて顔出せねぇよ。」
「俺君、どう?この話を聞いて。俺君はどうしたい?」
「……無理だよ。もう、Aは俺の知ってるAじゃない。別れる。」
その言葉を聞いたAは涙をこぼした。「俺君、ごめんなさい……」
そう言った後は嗚咽を必死で堪えているようだった。
「あと出来るだけ俺君や私達の前に姿を見せないで。俺君、それで良いかな?」
「そうだね、それが良いと思う。」
「俺らは来年になれば学部の関係でキャンパス変わるし、それは守る。
俺君、そう言うことで。ごめんな。彼女奪っちゃって(笑)」

410: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)00:59:18 ID:r6p
『怒髪天を衝く』と言えば良いのだろうか?
瞬間的に心が沸騰してBへ殴りかかろうとするより前に、
Cの手がBの頬を叩いていた。
「……最っ低。」

Bは最後までニヤけて頬をさすりながら、東屋を後にした。
続いてAも立ち上がり、「今までありがとう。最後にこれを……」
と小さなリボンの付いた小箱を渡された。
「お誕生日おめでとう。せめてもの気持ちとして受け取ってください。」
そう言ってBの後を追った。
「ちょっと待って!!」
俺はこの後、一番聞きたかった質問をAに投げかけた。

一番聞きたくなかった言葉がAから返ってくるとは知らずにね。

411: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)01:09:35 ID:r6p
「なぁ、A。俺との営みで何が不満だった?最後にこれだけ教えてくれ。」
Aは驚いた表情で俺を見た後、言いにくそうにこう答えた。

「俺君のじゃ……届かないの。」

そう言った後、AはBの元へ小走りで向かっていった。
結果的に、二人を見たのはこれが最後だった。

412: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)01:21:23 ID:r6p
横では心配そうな顔をしたCが俺を見ていた。
その言葉の意味を深く考えずに俺はAから貰った箱を開封していた。
箱を開くと、そこには前々から俺が欲しがっていたデュポンのギャッツビーがあった。
「こんな高価なモノ……」
蓋を開くと心地良い金属音が東屋に響いた。ガスも充填されていて火も付いた。

丁度一本残っていた煙草にデュポンで火を付け、煙を吐いたと同時にさっきの言葉を思い出した。

413: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)01:36:58 ID:r6p
届かない…何が届かない…何処に届かない……

言葉の意味を理解したとき、怒りでも悲しみでもない激情が
俺を襲ったと同時に記憶が途絶えた。
C曰く、急に真顔になったと思ったら、俯いて激しい歯軋りをしながら泣いていたらしい。

414: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)01:45:20 ID:r6p
気がつくと、アパートの天井が見えた。
横を見ると居間でCが寝ていて、そこには大量の酒の空瓶が転がっていた。
起き上がろうとすると頭がふらついて倒れ込んでしまった。
その音を聞いたCが目を覚まし、テキパキと片付けをしながら昨日のことを話してくれた。

415: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)01:53:31 ID:r6p
あのまま夕方まで泣き続けていた俺を、Cは何も言わずに傍にいてくれた。
流石に暗くなり始めて、帰ろうと促すも動かない俺に業を煮やし、
サークルの部長達を呼び数人で強引に俺のアパートまで連れてきて布団の上に誘導してくれていた。
Cはある程度の事情を部長達に話した上で、
俺を一人にしておけないと言うことで、そのまま俺の家で酒盛りに突入した。
日が変わった辺りで俺が突然動きだし、半分ほど入っていた焼酎の瓶をスポーツドリンクのように飲み干した後、そのまま布団に倒れ込んだ。
朝になって部長達は講義のため帰ったが、Cだけは監視役を指示されて残った。
俺もCもその日は必須の講義があったのだが、部長達が手を廻して代返を建ててくれたらしい。

416: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)02:01:54 ID:r6p
「……ごめん、C。…帰ってくれない?」
「…それは出来ないよ。部長達と約束してるし。」
「……」
誰とも話をしたくなかった。そして何かを紛らわすために、
頭が割れそうになりながら煙草を探した。棚の上に煙草があった。
煙草を咥え火を付けようとして握ったのは、あのデュポン。
「うぉぉぉぁぁぁ……。」
うなり声を上げてそれをCの方へ投げつけた。
Cはとっさに手でガードしたが腕に当たり血が滲み出ていた。
「ご、ごめ……」
言い終わる前にCが膝から崩れ落ちて泣き始めた。
と、同時に部長が部屋に入ってきて「何やってるんだ!」と俺の胸元を掴んだ。
「何もありません。ちょっと俺君の手元が狂っただけです。」
Cはそう言うと、「それじゃ、私帰るね。」と部屋を後にした。

その日以来、俺は煙草が吸えなくなった。

417: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)02:10:35 ID:r6p
あの言葉を理解したとき、俺は”惨め”だった。牡の本能がBに対する敗北を認めていた。
既に結果が出ているんだ。最愛の彼女を”性力”で奪われたってね。
どんな女でも性で墜ちる。
あのAだってそうなったんだから。
どうせ世の中の女、全部そうだ。
恋愛なんて…女なんて、信じられるか!

そして、俺は女性不信になった。

それが高じてそっちの道に進まなかったのは唯一の幸いだった。

トラウマ編、終わり。

418: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)13:27:18 ID:Xdn
…メンヘラ同士が引き合って、そこにおまえさんが巻き込まれたって感じに見えるな。
まあ大変だったな、でも知らずにAとそのまま行ってたら今頃どんだけ不幸だったろうなおまえさん。
悪縁が切れて良かったな。

ところでおまえさんの嫁さんって
男なんて寝てみなきゃ解らん的なことを言いながら唯一寝なかった男と結婚した訳かw
要は愛されたかったんだな。
自分の生き様を否定はしないけど、後悔はしているんだろ、
だから娘にはそういう風に言うわけ。
ま、そういう発言の意味するところは、今は愛されて幸せって実感があるからだろうしな。
結構なことじゃないかw

419: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)17:33:21 ID:r6p
レスありがとう。
>>でも知らずにAとそのまま行ってたら今頃どんだけ不幸だったろうなおまえさん。
AとBのその後は、あまりにネタ臭いので書かないけど、まあまあ不幸になったよ。

>>男なんて寝てみなきゃ解らん的なことを言いながら唯一寝なかった男と結婚した訳かw
確かに(笑)妻が俺との生活を幸せと感じてくれてるなら、
俺もCと結婚して良かったと思うよ。

前段が長くなったが、これからC(妻)との馴れ初めを投下しようと思う。
まただらだらと書いてしまうが、勘弁して欲しい。

420: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)17:43:33 ID:r6p
あれから数ヶ月、サークルに顔は出すものの、女性メンバーと目さえ合わせなくなっていた。
当然話しかけられても適当に相槌を打ってスルー。
事情を知っているメンバーにはある程度理解して貰えたが、
他からは『急に冷たくなった』と陰口を言われていた。
そんな中、ひたすらCだけは俺に話しかけていた。
スルーしようと会話を切っても次の話題を振ってきて、正直鬱陶しいと思っていた。

421: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)17:55:36 ID:r6p
ある呑み会の席で、いつものようにCが自身の武勇伝を俺の後ろの席で語っていた。
「今回の彼氏、すごく優しいの。」
「TDLの年パス貰っちゃった。」
「経済力ってホント重要。」
聞き流していたが、そのうちに
「でも、一番は夜が凄いの。」

聞こえる度にブラックホール化していく俺。
事情を知っているCの向かいの女性が咳払いをした。
その気遣いに感謝をしつつもトイレに行く振りをして一人店を出た。

422: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)18:06:24 ID:r6p
次の日、部室に一人で居るとCが入ってきた。
「昨日、何故先に帰ったの?」
「……用事思い出して。」
「な~んだ、てっきりまだ気にしてるのかと思ってた。」
「……」
「いい加減諦めなよ。落ち込んだって状況よくなる訳じゃ無いんだからね!」
「ふざけんなよ!お前の話なんか聞きたくないんだよ。」
「私の話を勝手に聞く方が悪くない?誰もアンタに話した訳じゃないし。」
「大きな声で喋るからだろ!俺だって聞きたくなかったんだよ。」
とまぁ、こんな感じで、Cとだけは会話が成立するようになってきたんだ。

423: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)18:25:45 ID:r6p
三回生の夏の夜、突然部屋の呼び鈴が鳴った。
ドアを開けると大量の荷物を持ったCが居た。

「ごめん、入るよ~。」と俺に荷物を次々と渡し、
引越屋の方々も入ってきて俺が使っていない部屋へ荷物を運び込んだ。
あれよあれよと言う間に荷物を運び終え、引越屋さんは去って行き、
Cは鍋でお湯を沸かし始めた。
「やっぱり引越と言えば蕎麦だよね。タレも買ってあるから。ネギはどこ?」
「ちょっと待て、まずどういう事か説明願おうか?」
「とりあえず、蕎麦食べてからにしない?疲れてお腹空いてるの。」
「お、おぅ」
Cの言うとおり蕎麦を食べ、少し落ち着いたところで話を切り出した。
「で、何で?」
「ちょっと素面で話せる事じゃないからさ、お酒買いに行こうよ。ちょっと長くなるから。」
「お、おぅ。」
言われるがまま、コンビニへ向かった。

425: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)18:49:15 ID:r6p
買ってきた酒を開け、再び話を切り出した。
「で、何で?」
「私が去年の春から一人暮らししてたのは知ってるでしょ?
でも、今年の春から親には内緒でアパート解約して彼氏と一緒に暮らしてたんだよね。」
「マジか?家賃親が払ってるんじゃないの?」
「ううん、仕送りの中から私が払ってたからさ。親にはバレて無かったんだ。」
「でね、その彼氏と大喧嘩しちゃって……部屋追い出されちゃって。それでって感じ(笑)」

426: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)18:55:45 ID:r6p
「アホか?それで何で俺の家なんだよ?」
「だって俺君の家、部屋一つ使ってなかったの知ってたから。大丈夫かなぁって。」
確かに学生には分不相応な2LDKを借りてたんだ。親が仕事関連で頻繁に来る機会があって
その拠点にって言う意味でね。
その使っていない部屋は、親が来たときのための客間だったんだ。

427: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)19:03:11 ID:r6p
「同情はするよ?でも、この部屋は親に払って貰ってるし、俺の一存では良いとは言えない。」
「今晩は仕方ないけど、明日お前の親と俺の親に筋通さないとダメだと思う。話はそれからだよ。」
「…わかった。明日ちゃんと親に話する。俺君ありがとね。」
「それじゃ、お休み。」

翌朝、Cは親に電話で釈明していた。内緒で引き払ったアパートの件も含めて。
するとCが「ちょっと待って」と言いながら電話を終えた。
「両親…今からこっちに来るって。」
「嘘だろ?今からって何時くらいに来ちゃうんだよ?」
「多分…昼頃には駅に着くと思う。」
「まぁ、しょうがないか。たっぷり怒られなよ。笑って見ててやるよ(笑)」

完全に人事だし、正直『ざまぁみろ』とも思ってた。

429: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)19:19:43 ID:r6p
Cが駅に両親を迎えに行った後、しばらくして呼び鈴が鳴った。
ドアを開けると、俺の両親が立っていた。
「え、何で?」
「何でって、親が子供の部屋に来て何が悪いの?」
「いや、今日は…何て言うか…そのぉ…」
「うるさい、寒いんだから部屋に入れな。」
部屋に入った瞬間、Cの荷物を見て母が一言
「あれ?アンタAちゃんと別れて、もう女引き込んでたの?」
「いや、それは事情があって…」
とやり取りしている内に再度呼び鈴があった。

ドアを開けた瞬間、「この度は申し訳ありません」と90度のお辞儀をするCの両親。
何のことか判らず固まる俺の両親。
場がカオスになった瞬間だった。

とりあえず部屋にあげてCの両親から貰った菓子をお茶請けに話し合いとなった。
「…と、言う訳でこの部屋に荷物を入れさせていただきました。申し訳ありません。」
そういう事情なら…と納得してしまう俺の両親もどうかと思う。

431: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)19:36:48 ID:r6p
とりあえず両家(?)の話し合いで、次の部屋が決まるまでの期間限定という事で話が纏まってしまった。

そのうち雑談が始まり、父親同士・母親同士の趣味が同じ事が判明して
俺らそっちのけで会話が弾み、そのまま晩飯を全員で食べに行き、全員で家に泊まった。

433: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)19:56:42 ID:r6p
そうこうしているうちに大学も卒業し互いに社会人になっても、
Cは部屋を出て行く気配はなかった。
始めの数ヶ月は俺も「アパート探してるのか?」なんて言ってたが、
そのうちCがいる生活が当たり前になってしまっていた。

そんな中、両家は順調(?)に交際が進み、
互いの行き来どころか海外まで二組で旅行に行くまで親睦を深めていた。

434: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)20:03:23 ID:r6p
数年後、木枯らしが吹き始めた初秋、いつものように両家親が来訪してきたが、
今回は少し様子が違っていた。

部屋に入って一言目、
「俺、お前はCちゃんに対して、責任をどう取るつもりなんだ?」
「は?いきなり何言ってんだよ、親父。」
「アンタね、いい加減覚悟決めないと。いつまでCちゃんを待たせれば気が済むの。」
「へ?ちょっと待ってよ、母さん。俺らは…」
「Cちゃん、不甲斐ない息子で御免なさい。でも、Cちゃんの事を考えるとこっちが辛くて…」

流石にCも戸惑いながら「いえ、あのですね、それは…」
「C、お父さん達は俺君の事を信頼に足る人物だと今までの付き合いで認識しているんだ。」
「C、私達は貴方たちの事をずっと前から認めているのよ。
でもね、それを形にして欲しいとずっと考えていたの。
そうしたら俺君の両親もそう思ってくれてたのを知って、意を決して今回お邪魔したの。」

「で、俺よ。いつ籍を入れるんだ?」
と父親に言われ、俺とCはさらに固まった。
真顔で両家4人から問い詰められ、テンパった俺は言ってしまった。

「今年中には…」

そう聞いた瞬間4人の顔が明るくなり、そのまま宴へ突入した。

437: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)20:21:12 ID:r6p
台所で洗い物をしている俺の所にCが来て、無言で手伝ってくれた。
「アンタ、何言ってるの?あの人達、もう止まんないよ?」
「すまん、何故か口に出てしまった。」
「ったく…で、アンタはそれで良いの?」
「俺は特に…って言うか、お前はどうなんだよ?」
「ここまで来たらどうしようもないでしょ。共稼ぎだし紙一枚で変わる事なんて何も無いしね。」

あえて書いてなかったが、元々俺とCは名字が同じだったんだ。
だからCが住所を移しても、身上調書の同居の欄に互いの名前を書いても
『親戚です』の一言で片付いた。時代かな?

438: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)20:31:11 ID:r6p
「でも、アンタ結婚するにしても大事な事忘れてない?」
「なっ…それって何だよ?」
「いや、何でもない。さて、私も色々整理しなきゃね。」
「ごめんな。あ、そう言えば…」
「何よ?」
「いや、出て来たときの彼氏との大喧嘩の理由聞いてなかったな。と思ってさ。」
「そう…だね。みんなが帰ってから話すよ。」

439: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)20:37:14 ID:r6p
次の日、以前の彼氏との喧嘩の理由を聞いた。

少なからず俺とAの事も絡んでいた。
彼氏と同棲していたが、度々朝まで飲み歩いていたCとその友達。
その日は二件目辺りでサークルのOBと偶然会った。
OBは数人の男だけで呑んでおり、合流して終電を無視して騒いだらしい。
そのうち酒には強いはずのCは具合が悪くなり記憶を飛ばし、
気が付いた時には一緒に呑んでいた男の一人が宿泊施設のベッドでCとしていた。
すぐにそいつを払いのけ、逃げるように駅に向かい泣きながら夜を明かした。

Aに浮気の講釈を垂れておいて、
自らも記憶がないとは言えやってしまった事にCは葛藤して、正直に彼氏に話した。
当然激怒する彼氏。
Cは彼氏から三行半を告げられ、その日の内に引越屋を手配し、俺の家になだれ込んだ。

440: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)20:43:11 ID:r6p
「薬でも入ってたかもね。」Cは笑って言った。
「そうか…ごめん、思い出させて。」
「別に…って、思い出した。アンタは私と結婚しなきゃならない理由がある。」
「いきなり何だよ、理由って?」
「アンタ、私をキズモノにしておいて責任取らないつもり?」
と、腕に残る痣を見せつけた。
「それって、キズモノの使い方違うんじゃない?」
「傷と言う点では一緒でしょ?」
「そうだな(笑)」
こんな感じで過ごすのも悪くないと思った。

441: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)20:50:37 ID:r6p
急いで準備を進め、何とか宣言通り年内に式を挙げる事が出来た。
午前中に神前で式を挙げ、午後にランチ代わりのレストランでの披露宴、
終了後そのまま国内への2泊3日の新婚旅行と、招待客には時勢柄、
迷惑極まりない式となってしまったが、それでも披露宴にはサークルメンバーが大勢駆けつけてくれた。

世話になったサークルの部長が俺に酌をしてくれた。
「俺君、おめでとう。このまま新婚旅行だって?
いきなりハネムーンベイビーなんて作らないで新婚生活を長く楽しみなよ(笑)」
俺は真顔になってしまった。
横でCが呆れ顔で言った。
「やっぱり忘れてたんだ。」

443: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)21:19:45 ID:r6p
それからCの顔がまともに見れなくなった。
同棲中はともかく結婚を決めた後もベッドインはおろか欲情する事もなかったから。
風呂上がりにパンイチで水を飲むCを見てもね。
それからの時間は上の空状態で過ぎ去り、自分がようやく落ち着いたのは宿の部屋に入ってからだった。

444: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)21:26:00 ID:r6p
チェックインが遅かったため、部屋には既に布団がひかれていた。
大きめの布団に枕が二つ並んでね。これを見て、また俺は固まった。
「疲れたね。先にシャワー浴びてきな。」とC。
言われるがまま部屋の風呂で汗を流した。
上がると「私も入る」とCは風呂へ向かった。心がざわついて全然落ち着かない。
浴衣を着て風呂から上がったCは正直『色っぽい』と思った。
そして布団の上に座る俺の向かいに座った。

445: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)21:32:05 ID:r6p
「さて、どうする?…する?」
「するって…そりゃ、するよ。」
「さっきまで考えても無かったのに?」
「いや…ごめん。」「ったく…」
そう言ってCは俺に軽くキスをした。
「…流石に恥ずかしいわw部屋の明かり、全部落としてくれない?」
言われるがまま部屋の明かりを落とした。

いきなりCが離れ、照明をつけた。
突然の事に驚いた俺は思わず布団を被った。
Cは、はだけた浴衣の帯を解き、全裸で仁王立ちになり俺に言った。
「アンタ今、昔の事思い出してたでしょ?」
「あ…いや…」
「判るんだよ。判っちゃうんだよ。私はアンタの事を見てるから、判るんだよ。」
「……」
「ほら、見て!私を見て!アンタだけを見てる私を見て!」
「目をそらさないで…お願い……。」
そう訴えるCの目から涙が零れていた。

何かが軽くなった気がした。
「ほら、アンタも脱いで。」俺も浴衣の帯を解いた。
そして抱き合った

450: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:53:02 ID:a1t
キモすぎる

454: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/07(金)00:08:56 ID:UQj
確かに、読み返したら我ながらキモいね。

まぁ、書き捨てたアラフィフの戯れ言と見下してくれよ。

452: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)22:04:26 ID:r6p
暫しの時間が過ぎ、俺の脇に頭を乗せたCが泣き始めた。
「…もっとアンタと早くベッドインしておけば良かった。」
「…何で?」
「アンタのは私の中のベストオブベスト。
今、結婚したのがアンタで良かったと心から感謝してます。」

「どうか末永く、私と共に人生を歩んで下さい。旦那様w」

そのまま、2回戦へと突入した。

453: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/06(木)22:11:26 ID:r6p
完全にトラウマを払拭できた俺は、旅行から帰っても毎晩Cと肌を重ねた。
赤い日だろうが疲れていようが関係無くね。

一年後妊娠の報告を受けた。
Cは子供が欲しくなり、計画的に服用をやめていた。
無論俺は喜び、その後も立て続けに年子で計3人の宝物を産んで貰った。

それから十数年過ぎたけど、これからも、妻と共に人生を歩んでいきます。

トラウマ克服編、終わり

455: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:16:30 ID:7AT
完走乙
ネタでも良いので、AとBの後日談を書きたまえ。
あと、あんたと嫁とのアホらしいエピソードもほしいな

456: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/07(金)00:44:07 ID:UQj
AとBの後日談として…ネタだよ、あくまで。

三回生の冬、Bが退学処分を受けて街から消えたと噂が流れた。
売春を斡旋し、教授や講師へ便宜をはかり、利益を得ていたという。
斡旋された女性メンバーの中にはAもいて、同じく退学したようたっだ。
この話は学内に留まらず地元にも伝わったため、Aの家族は何処かへ引っ越していった。

同時にB自身の噂とも言い難い話が伝わってきた。
Bの親父が元々数字で表せる自由業関連で、担当はいわゆる『女衒』。
Aのことが切掛になったかどうか定かではないが、流れる血が覚醒したのかもしれない。
薬なんかも扱っていたようだ。あの頃は『ハ○シ○ン』なんて知り合いがいれば簡単に手に入った時代だし。

まぁ、Aが薬で縛られていたと考えても、あの時の俺にはどうしようも無かったのが事実。
実際、処分されたって言う人間を二人以外知らないから、あくまで噂なんだ。
でも、それから二度と二人も見ていないのも、また事実なんだ。

458: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/07(金)00:57:14 ID:UQj
アホらしいエピソードって、これで良いかな?

妻のお腹に一人目が居た時、風呂屋街が有名な都市に出張する事があったんだ。
流石に安定期までは…と思っていた俺に、家を出る際妻から封筒を渡された。
「10万ある。これで行っておいで。」
「は?何言ってんだよ。」
「だって私相手出来ないしね。」
「だからって、風呂屋って言うのは違うと思うけど。」
「あのね、この際言うけど、アンタもさ、もう少し他の女を知るべきだと思う。」
「かといって、素人に手を出したら浮気になっちゃうから、プロとしかさせられないけどね。」
「他の女を知れば、あらためて私の良さを実感できるはず。私にはその自信があるw」
「でも、安い所なんて駄目。それなりの高級な所に行きなさい。」
「ちゃんと写真見て、好みの女性を指名するんだよ。実物と違ったら心を鬼にしてチェンジしなさい。」
「その都市の高級店なら、2泊3日なら2回行けるでしょ?」
「行った上で、ちゃんと報告しなさい。判った?」
「お、おぅ…行ってきます。」

459: 377◆ODFyGRN3ilW/ 2017/04/07(金)01:04:39 ID:UQj
「出張お疲れ様。で、どうだった?」
「二日とも行ったよ。」
「で、どうだったの?」
「凄く良かったよ。至れり尽くせりで。」
「そう、スッキリした?」
「スッキリはしたけどね。」
「けどね?」
「う~ん、何か『物足りなさ』を感じた。やっぱ、お前の方が良いや(笑)」
「うむ、判れば結構。では、来週から安定期に入りますのでw」

旦那を風呂屋に行かせる妻って…世間的にはアホだよな?

460: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)09:16:07 ID:fCY
もうやめて
気持ち悪いです

引用元: ・嫁(旦那)との馴れ初めを語れ





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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2017年12月07日 11:53 ID:kijyomatome