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【 名無しの鬼女さん①】 さんありがとうございます!

[投稿日時] 2017年12月17日 12:50
■体験談

妹が小学校の先生(主に音楽)をしてるんだけど、そこで聞いた親子がヤバかった。
いつも合奏の時にピアノ演奏やりたがるA子(見た目は学級委員長みたいなタイプ。体格も学年で一番大きい)。
小学生最後だからと卒業式の合奏ではいつもと違うことをしたいと言い出し、自ら木琴を選んだ。
ピアノは未経験だけど妹が放課後に教えるということでB子(一人っ子でワガママそうな見た目が強い)がやることに。
妹も見た目でB子は途中で投げ出すんじゃないか?と思っていたけど予想は外れ。
責任感あるし、サボらずに一生懸命に練習しにくるので「自分も頑張って教えよう」と思っていたらしい。




でもある日、放課後の練習に来たのはA子。
A子は「やっぱり自分にはピアノがあってるから変えてもらった。自分にはちゃんとしたピアノの先生いるから練習はやらなくていいよ」と妹に言ったらしい。
変えてもらったというけど、合奏本番まで半分もきってる。B子はどうなるのか?と聞いたら「今からだと間に合わないから、簡単なリコーダーになった」と。
妹は二人の担任に「それはB子に対してひどくないか?」と抗議したけど、担任は「クラスの多数決で決めた。みんなA子の方が上手いからA子に手をあげたから。小学生でも来年から中学なんだし自分の意見が通らないことをB子は知るべき」と言ったらしい。

ピアノ教室に通ってるA子と未経験のB子でオーディションみたいなことして、多数決とるのも少し可笑しいけど
自分でピアノ拒否しといて木琴を選び、途中でうまくいかないから投げ出す方が教育的に悪くないのか?
と妹は長いこと抗議。
そしたらそれを聞いたA子の母親がきて、演技かかった泣き声で
「A子は本当はピアノをやりたくてやりたくて、夜も寝ずにゲロ吐きながらピアノの練習してるんですぅ!B子さんはそこまでしてますか?してないでしょ!」
と大泣き。
いや、なら始めからピアノ選べよ。と言い返そうとしたらA子が大きな体格を揺らしながら「やじゃ!やじゃ、やじゃ!ピアノやりだいやりだいやりだーい!」と暴れだした。
親子で「どうしてそんなこと言うのぉ? 」と大泣き。
その場にはB子もいたけど「もういいです。途中でやめるのは嫌だけど、A子にピアノ譲ります。もう中学生になるんだし、理不尽なことでも我慢できますよ」とひきつった笑顔でそう言ったらしい。
それ聞いてA子親子と担任は「やっぱり一人っ子の母子家庭は嫌だわ。ワガママばかりね!」とB子の悪口をいって笑っていた。
それがきっかけで妹は来年で先生を辞めることを決意。
B子には始めたことだからと卒業式まで合奏関係なしにピアノ教えてる。


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