※スレタイ:社会に出てから出来た親友みたいな人との事を語る
1: 2011/10/25(火) 14:14:09.13 ID:5Jp6hb5XO
レベル上がったので記念に立。
特にオチっぽいのはないけど暇な方聞いて下さい

2: 名も無き被検体774号+ 2011/10/25(火) 14:17:31.71 ID:abaIUd+R0
よし、聞こう

ちなみに同性の親友?

5: 1 2011/10/25(火) 14:25:38.48 ID:5Jp6hb5XO
>>2

同性の親友です

ちなみに自分

当時高卒18
現在23

親友

当時24
現在29

六つ上なので、親友っていうか親友のような方




3: 名も無き被検体774号+ 2011/10/25(火) 14:17:56.53 ID:Qag6M2tf0
さっさと書いておくれ

4: 2011/10/25(火) 14:21:28.75 ID:5Jp6hb5XO
携帯なので遅いですが地道に書いていきます。


今から五年くらい前の話。
高校卒業してすぐ、自分は専門進学の為に他県で一人暮らしを始めた。
知り合いなんて一人も居ない町で一人暮らし。
学校が始まる二ヶ月くらい前から引っ越して来ていたので、一ヶ月半くらいコンビニの店員としか話さない日々が続き、さすがにさすがに誰かと話したくなってバイトをする事にした。
始まりはここ。

6: 1 2011/10/25(火) 14:35:00.05 ID:5Jp6hb5XO
で、出会いの前に前提ぽいの。

自分はなんというか、今までいじめられた事はないし、友達も多い方だと思うが人間関係に妙に冷めた所があった。
いつからこうなったかはよく分からないが、高校時代に他人の裏切りや浮気、悪口や噂などを散々見てしまい徐々にだと思う。
どんなに仲良くしてても、根本からは人を信用出来なくなっていた。
無意識にだけど。
高校時代に一度だけ友達から
「1には…なんかラインがあるんだよね。壁ってほど固くはないんだけど、ここからは入ってこないでねーってピーっと引いてある線みたいな」
と突然言われて物凄くドキっとして、そこでやっとそうかもなと自覚した。

7: 名も無き被検体774号+ 2011/10/25(火) 14:43:48.16 ID:abaIUd+R0
>>6

俺も似たようなこと言われたことあるw

9: 2011/10/25(火) 14:54:37.59 ID:5Jp6hb5XO
>>7

仲間!

8: 2011/10/25(火) 14:44:06.68 ID:5Jp6hb5XO
そう自覚してからは、もっと冷めたというか割り切ったというか。
高校以前に出会った親友は数人居るし、もうそれ以外はいいや、と思うようになった。
学生のうちで既にそう思っていたので、社会に出ればますます友達なんて出来ないんだろうなて思っていた。
先に働きだした先輩なんかからは、仕事では学生の頃みたいな友達なんて出来ないよ、とよく愚痴を聞かされていたし。

しかし、一ヶ月半も誰とも話さなければ、友達は無理でもせめて世間話くらい出来る相手が欲しくなる。

なので家の近所で求人を出していた居酒屋で働く事にした。
志望動機、人と話したくて…
接客好きだと勘違いされて採用された

9: 2011/10/25(火) 14:54:37.59 ID:5Jp6hb5XO
で、採用されてから三日後くらいに働き始めた。
そこの居酒屋の人はみんな明るくて優しくて、楽しい人達ばかりだったが夢の雑談はまだ出来なかった。
そこはめちゃめちゃ忙しい人気店だった。
もう入って一週間ちょいは覚えるのに必死。
雑談どころじゃなかったが、合間に交わす業務的な会話でも人と話せて嬉しかった。
みんなフレンドリーで話しやすい人だったので、何もしなくても向こうから話し掛けてくれる。
業務的な会話だけだったけど、少しづつ打ちとけて、こっちからも話し掛けられるようになった。
そんなメンバーの中、一人だけ話し掛けずらいめちゃめちゃクールな女の人が居た。
それが後の親友であった。

11: 1 2011/10/25(火) 15:01:26.27 ID:5Jp6hb5XO
その人、仮にAさんともう一人居た女の人Bさんは、店長以外の数少ないオープニングスタッフ。
めちゃくちゃ仕事も出来て、超クール、そして同性でもちょっと緊張してしまうほど美人。
Aさんは暇になったら一人外で煙草を吸っていた。
仲いいスタッフとは楽しそうに話していたが、まだ入って一週間くらいのペーペーにとっては近寄りがたい存在だった。

12: 1 2011/10/25(火) 15:04:29.77 ID:5Jp6hb5XO
>>11

訂正
↑打ち間違えて分かりずらいですすみません。
AさんとBさんがオープニングスタッフ。
店長以外の

14: 2011/10/25(火) 15:14:35.82 ID:5Jp6hb5XO
しかし前に書いたように、自分は別にバイトで友達を作ろうとは思っていなかった。
自分の目的は不特定多数とただ雑談する事。
それ以上の事は別にはなから期待していなかったので話せる人と話せればいいと思って別に気にしていなかった。
バイトを始めて二週間くらい経った。
その日はたまたま暇で、一人レジ前でぼーっとしていた。
他のバイトの人はまだ誰も来ない。本当にぼーっとしていた。
気が付いたら真横にAさんが居た。
素でビックリして、リアルに喉がヒッ!!と鳴った。
いつの間にAさんが!!と混乱していると、Aさんが突然いつものクールな口調で一言声を発した。


「今日お昼ご飯何食べた?」

更に混乱した。
この日がAさんとまともに雑談した初めての日だった。

15: 1 2011/10/25(火) 15:27:30.25 ID:5Jp6hb5XO
混乱したが、Aさんが待っていたので答えた。
「ざるうどんです」
Aさんはクールにいいね、と言った。
Aさん間近でこんなに見た事ないので、やっぱ美人だな〜と思っていたら、Aさんが二言目を発した。

「1、男いないの?」
「え!」
(また喉がヒッて鳴った)
「今まで何人くらい居た?」
「え!えへへ!?」
「どういうのが好き?」
「えー、Aさんは?」
「おおさわたかお」

Aさんは唐突な人だった。
まだ昼飯の話が終わってないうちに男の話を始めたのである。
また後で書きますが、Aさんは中二男子並に下ネタが好きな人でした。
この時はまだ知らなかったけど。
とにかく、この日からAさんって、なんか面白い…と思い始めた。

20: 2011/10/25(火) 23:06:57.67 ID:5Jp6hb5XO
Aさんと少し話した翌日、またAさんに質問された。
「1、名字なんていうの?」
また唐突な…と思ったけど、ここの居酒屋の人は初日から自分を下の名前で呼んでいたので知らなくても仕方ないかと思った。

「名字は〇〇です。」

自分の名字はとある有名人と同じだった。
でも別にそこまで珍しい名字ではない。
しかしその名字はAさんのポイントを突いたらしい

(以下、分かりずらいので名前付きで会話)

Aさん「へー、〇〇△△(有名人)の〇〇?」

自分「はい〇〇△△の〇〇ですよ」

Aさん「じゃあ今度から△ちゃんって呼ぶわ」

自分「△ちゃん…」


こうして、Aさんによって自分には本名と全く関連性のないあだ名が付いた。
このあだ名は後に、他のスタッフ、店長、姉妹店店長 、社長にまで浸透し私の本名だと思ってる人も出るほどになる。
△ちゃんじゃ分かりずらいのでどんな感じか説明すると
仮に私の名字が「篠原」だったとして
篠原

篠原涼子

りょーちゃん

みたいな。
有名人と同じなのは名字だけなので、下の名前は本名と一切関係ない。
なのであだ名の由来を知らない人に説明するのは結構面倒臭かった。

21: 2011/10/25(火) 23:08:24.50 ID:5Jp6hb5XO
バイトを始めて三週間くらい、二人辞めて、三人新しい人が入って来た。
二人はタメの大学生男
一人一つ上の専門男
元々サバサバした下ネタ好きの性格のAさんはノリのいい男の子達とすぐに打ちとけて、それに便乗して私もAさんとますます仲良くなっていた。
一人で話し掛けるより、男の子達と一緒にAさんに話掛けるほうが緊張しないので。
でもまだ、バイト内だけの付き合いで個人的に連絡先を交換したりとかはなかった。
けど正直、私はこの時点でAさんともっと仲良くなりたいと思っていた。
誰よりも話して楽しかったし、仕事の合間だけじゃなくゆっくり話してみたかった。
しかし、六個上の人を自分からは誘えなかった。

すると、とある金曜日、片付けをしてる時に、Aさんが私に聞いてきた。

Aさん「学校って土日休みなの?」

1「休みですよ」

Aさん「じゃあ明日飲みに行くよ」

Aさんは飲みに行かない?じゃなくて飲みに行くよと言った。
やっぱり唐突で、強引だった。
めちゃくちゃ嬉しかった。

22: 1 2011/10/25(火) 23:10:05.52 ID:5Jp6hb5XO
次の日土曜日、居酒屋のバイトが終わってからAさんと、もう一人キッチンをやっている女の人Nさんと三人で飲みに行った。
Nさんは当時23歳。
NさんとAさんは二人でよく飲みに行くとの事だった。
最初から気さくに話し掛けてくれてNさんも好きだったので、メンバーがこの三人でほっとした。

その日は三人で色々話した。
その日知った事は

・Aさんは同じ居酒屋の厨房で働いているTさんという人と付き合っている

・AさんとTさんが付き合っている事はバイト内では内緒である(Nさんは知っている)

・理由はAさんはBさん(同じオープニングスタッフの女の人)が苦手だからBさんに知られたくない、という事だった。


この店にも色々あるんだなと思いながら、その日は朝近くまで飲んだ。
凄く楽しかった。
この日からAさんと鬼のように飲みに行き、急速に仲良くなる日々が始まる。

24: 2011/10/25(火) 23:27:26.32 ID:5Jp6hb5XO
仲良くなって分かった事は、Aさんは当初のイメージとは全っ然違う性格だったという事である。

最初はクールでポーカーフェースなカッコイイ女の人と思っていたが仲良くなってからのイメージは、一言で言えば悪ガキ大将みたいな人だった。

そして酒が目茶苦茶強い。
未だに、男女含めてAさんより酒が強い人に出会った事がない。

Aさんはいつも居酒屋の開店前にビール洗浄の隙を見てジョッキ一杯分くらいビールを拝借していた。
機嫌がいいと私にも一杯分けてくれた。
一回社長に突っ込まれていたが、シレっと煙草を吸いながら
「ジンジャーエールです」
と言って一気に飲み干していた。

そんなAさんだったが、仕事に対しては真面目で、Aさん以上に出来る人なんていなかったので、周りはみんな容認していた。
でも仕事以上に周りにそうさせるのはAさんの人柄だったと思う。
明るくて、そっけないながらも誰にでも優しい。上辺の態度や言葉が嫌いで真っ直ぐ。
よく歌なんかに「太陽みたいな人」とか歌詞があって、なんじゃそりゃ、とか思ってたけどAさんを見て太陽みたいな人ってこういう人の事なのかと初めて思った。

27: 2011/10/25(火) 23:45:56.34 ID:5Jp6hb5XO
バイトを始めて数ヶ月も経った頃には私はAさんの子分と呼ばれるようになっていた。
バイトの仕事自体も楽しかったし、何よりAさんと居るのが楽しかった。
先輩達は学生の頃が楽しかったと言っていたが、正直自分は高校の頃よりも素の自分でいれた。
そうなったのはいつでもAさんが本音で接していてくれたからだと思う。
高校の頃は、みんな建前があって、揉め事に巻き込まれないようあたりさわり無く過ごしていたから
楽しいちゃ、楽しかったが、いつも虚無感があって毎日が薄かった。
今の生活が楽しい分、4月から始まっていた専門が遠くなっていた。
専門にも友達は出来ていたが、そこも高校みたいな感じで、私の生活は完全にバイト優先になっていた。

28: 1 2011/10/26(水) 00:00:30.47 ID:5Jp6hb5XO
そんなある日、Aさんがカレーが食べたい、と言っていた。
一日中言っていた。Aさんにカレーを食べさせてあげたいが私はカレーを持っていない。
どうしようもないので食べたいですね、と相槌を打ちながら、その日を過ごし仕事が終わった後グラスを洗っていたら
Aさんが冷蔵庫、と呟いた。
何だ、と思って冷蔵庫を開けたらタッパーに入ったカレーが入っていた。
Aさんに「どうしたんですかこれww」と聞いたら
「作ってきたから持って帰って」とカレーをくれた。
でも一日中カレーが食べたいと思っていたのはAさんで、いいんですか?と聞いたらAさんは
「1が作ったカレーが食べてみたいのよ」と言った。
なんかよくわからんが、私は嬉しくなって、その日の夜カレーを作った。

29: 2011/10/26(水) 00:14:48.87 ID:V7lP6C8yO
カレーを作りながら、私は考えていた。
高校の頃、なんとなく過ごしていて、やりたい事もなにも無くて、ただ一人暮らしがしてみたくて他県に進学してみた。
小さい頃に絵画を習っていたので、なんとなく選んだデザインの専門学校。
特に将来なりたい職業もない。今はただ通ってるだけ。
学費はバカ高い、卒業生の大半はデザインに関係の無い仕事に就いてる。
カレーを煮込みながら考えていた。
Aさんに教えてもらった焼酎の名前。どんな酒がどんな料理に合うか。居酒屋でのチームワークの大切さ。
もっとAさんと働いてみたい、と思った。

7月上旬、一学期付けで私は専門を辞めた。辞める事を担任に伝えた時に、「辞めてまともに働いてる人は少ないよ」と言われたけど、「大丈夫です」とだけ言った。
それから週4だったバイトを週6に増やして、毎日Aさんと働いた。

25: 2011/10/25(火) 23:34:17.60 ID:5Jp6hb5XO
AさんBさんと打つのが大変になってきたので安価で仮名を付けたいのですが

Aさん
>>30


30: 名も無き被検体774号+ 2011/10/26(水) 00:20:16.84 ID:35UrYOqL0
江角マキコ

33: 1 2011/10/26(水) 00:23:27.42 ID:V7lP6C8yO
>>30

ありがとうww
誰もいないと思ってビクビクしてたww
ではAさん以下マキコで

31: 名も無き被検体774号+ 2011/10/26(水) 00:21:50.04 ID:WsjOXmQ9P
>>30

ぼかぁ米倉涼子イメージしてたな

32: 名も無き被検体774号+ 2011/10/26(水) 00:23:07.95 ID:35UrYOqL0
>>31

あー米倉涼子かも

34: 1 2011/10/26(水) 00:26:28.28 ID:V7lP6C8yO
>>31

>>32

実際のAさんは上戸彩をキツくした感じだよ
実は私の方が身長高いw

36: 2011/10/26(水) 00:37:53.64 ID:V7lP6C8yO
マキコさんに学校を辞めた事を言ったら、「そういう人もいる自分も最初からこの職場で働いてるわけじゃないし」「じゃあ平日でも飲みに行けるじゃん!」みたいな感じに言ってた。

カレー以後も、マキコさんとのおかず交換は続いた。
結局マキコさんがカレーをくれた理由は、私が、いつも昼飯なにを食べたか聞かれた時「ざるうどん」と言っていたので、まともな物を食べてないんじゃないかと心配したらしいw
おかず交換の時に私が普通の物を持ってきたので安心して告白してくれた。
マキコさんは実はシャイな人です

37: 2011/10/26(水) 00:46:25.33 ID:V7lP6C8yO
学校を辞めてから、以前以上にマキコさんと飲みに行くようになった。
その辺りから、飲みに行くのがマキコさんと二人きりではなくなった。
マキコさんの彼氏、Tさんも加わり、三人で飲みに行くようになった。
Tさんは当時22歳。居酒屋の厨房で働いていた。
前に書いたように、マキコさんとTさんが付き合ってるのは内緒。マキコさんがどうしてもBさんに知られたくないらしかった。
私の目から見ればマキコさんとBさんはそんなに仲悪くは見えなかったので、なんでマキコさんがそんなにBさんを苦手としてるのかその時はわからなかった。

39: 2011/10/26(水) 00:50:47.89 ID:V7lP6C8yO
登場人物増えてきた
Tさん(マキコ彼)とBさん(マキコ苦手)安価で仮名お願いします

Tさん
>>42

Bさん
>>43

40: 2011/10/26(水) 01:03:15.01 ID:V7lP6C8yO
後に知った、マキコさんがBさんを苦手な理由はこうだった(以下箇条書)


・この居酒屋がオープンしたのは当時から五年前、当時スタッフは女性ばかり10人くらい居たという。

・その頃の雰囲気は今と全然違い、女の園で、他店から引き抜きされたBさんがリーダーみたいな感じだった。

・当時のBさんは気に入らない女スタッフを何人もハブにしていき、何人もの人がそれを理由に辞めていった。

・一時期マキコさんがターゲットになった事もあり、ずっとシカトされて、いつもトイレで泣いていたらしい。

・結局、オープニングスタッフでBさん以外に残ったのはマキコさんだけ、次に新人が入ってマキコが最年少じゃなくなった途端に、Bさんによるマキコさんへのシカトは無くなった。

・むしろオープニングスタッフが辞めていくにつれ、Bさんはマキコさんに親しげに接するようになった。
・マキコさんはそういうふうに、状況によって態度を変える人が大嫌いだったので、この人にだけはプライベートに触れて欲しくないと思った。

というのが理由だった。

41: 2011/10/26(水) 01:22:53.32 ID:V7lP6C8yO
この話を聞いて、私はよくある話だと思った。
でも一つよくある話ではないと思ったのは、こういう場合大抵マキコの立場にある人はBさんの立場にある人と仲良くなってしまう。
もしくは、マキコさんの立場にある人も同じように下の人間に接してしまう。

私の周りに居た人は皆そうだった。
でもマキコさんは違った。Bさんの下には付かない。でも仕事も辞めない。
そして自分より下の人間には優しい、飲みに誘ってくれる、家でわざわざカレーを作ってきてくれる、腹から思ってる事を話してくれる。
マキコさんは言っていた。
「自分がそんなふうされたから、絶対に絶対に、自分はそんなふうにしたくない。」

ここから、私の中で少しづつ人間関係に対する価値観が変わっていった。

42: 1 2011/10/26(水) 01:55:19.55 ID:V7lP6C8yO
人いなさげなので今日はここまでにしときます
つまらないけど聞いてくれてた人いたらありがとう
明日また書いていきます

43: 名も無き被検体774号+ 2011/10/26(水) 01:58:30.90 ID:2Z1ztnnwO
>>42

あい。待ってる

47: 名も無き被検体774号+ 2011/10/26(水) 11:05:48.03 ID:Tlgc6A7j0
ほっこりした感じで良い話になりそうだな。
安価のレスが無かったので、

Tさん 修造さん

は、どうでしょうか。松岡修造がイメージ。

48: 名も無き被検体774号+ 2011/10/26(水) 12:48:20.50 ID:sPoYHscO0
>>1
まだー?\(^o^)/ Bさんの容姿的特徴はない?誰かに似てるとか

49: 2011/10/26(水) 13:12:24.58 ID:V7lP6C8yO
今日は朝から仕事の日でしたので続きはまた夜になりそうです、すみません
5時くらいに少しだけ時間が出来るのでその時出来たら少しだけ投下したいと思います
>>47

>>48

ありがとうございます!
ではTさんは修三さんでw
Bさんの容姿の特徴は
背高い(170弱くらい)
茶髪ロング
歳はマキコさんより三つ上
顔の特徴というより常にサービススマイルで顔が変わらないという印象ですかね

50: 名も無き被検体774号+ 2011/10/26(水) 13:58:15.49 ID:DxV0TgRE0
Aさんは江角マキコ?と思ったら見事当選していてウケた
私はむしろBさんを米倉涼子に、と思ったけれど、芸能人詳しくないので、よりよい人選があればそちらで。

51: 2011/10/26(水) 16:39:59.82 ID:V7lP6C8yO
>>50

じゃあもうBさんは涼子でw

そんなこんなで、居酒屋のメンバーはマキコさん、自分、修三さん、そして新しく入って来た男の子二人
一人はタメ(嵐の櫻井似だったので以下翔)
一人は一個上(藤井隆似だったので以下藤井さん)
この五人で軽い飲みサークルみたいなのを作り、最低月一は早い時間から集まって飲んだり遊んだりしてた。
話の本筋にはさほど関係無いけどこの飲み会でのマキコさんがかなりゴーイングマイウェイで面白かったので、次の展回にいくまでにネタ的に書いていきます。
いきなり次の展回にいったら多分かなり暗い話みたいに見えるのでw

52: 2011/10/26(水) 16:56:50.90 ID:V7lP6C8yO
とある飲み会の時、マキコさんが言い出した。

「三文字しりとりするよ」

三文字しりとりとは、単純にリズムに合わせながら、三文字の単語のみでやるしりとり。
みんな知ってると思うけど。
で、罰ゲームを決めてやる事になったんだが、その罰ゲームが恐ろしかった。

枝豆の皮(皮のみ豆無し)に大量の辛子を付けて、更にそれに超大量の唐辛子をまぶして作った擬似エビフライを食べる
という死を覚悟しなければいけない物だった
みんなやりたくない!とマキコさんを説得した
でもマキコさんはやるといったら絶対やる!ときかないので仕方なしに腹を括った
もちろん全員絶対食べたくない、かなり真剣だった。酔いも一気に冷めた。
始まる前は全員ドキドキでだったが始まって五秒後に事件は起こった

53: 2011/10/26(水) 17:08:00.19 ID:V7lP6C8yO
翔「たらこ」

藤井さん「こいぬ」

マキコさん「ぬるく」


始まって五秒くらいだったが全員が動揺したので試合中断した。
そして必死に問いた
マキコさん!ぬるくってなんですか!?
マキコさんは「そういう区がある!!」と言い張って聞かなかったので腑に落ちなかったけどノーカンにして再開した

二回目(ぬるくから始まる)

翔「くじら」

藤井さん「らー油」

マキコさん「ゆりご」

また開始五秒で会議が始まった!
マキコさん!!ゆりごってなんですか!?
今度ばかりはスルー出来ないと思ったが、またマキコさんは「赤ちゃんを揺らす事よ!!」と言ってきかない
修三さんもマキコ史上主義なので「そうだよ〜」としか言わない
不条理だったけど仕方なしに三回目を始めた。

54: 2011/10/26(水) 17:13:48.27 ID:V7lP6C8yO
三回目(ゆりごから始まる)
翔「ごっど(神)」

藤井さん「ドール(人形)」


三回目の翔と藤井さんは疲れたのか英語になっていた
マキコさん「るっこ」


私達はもう騒がなかった。疲れてしまったのだ。
でも一応静かに尋ねた
マキコさん…るっこって何ですか…


マキコさん「水族館で浮かんでるじゃん…」

マキコさん…それはラッコです

マキコさんは自分で言い出したくせに三文字しりとりが有り得ないくらい下手だった。
結局枝豆の皮は食べなかった。

68: 名も無き被検体774号+ 2011/10/27(木) 16:09:17.30 ID:wfMKylB5P
>>54

しりとりのくだりクッソワロタWWW

69: 2011/10/27(木) 16:24:21.15 ID:qSny1jE/O
>>68

マキコさんは本当ジャイアンみたいな人なんですww
まだまだこんな感じのエピソードいっぱいあるので、今日も夜にまた投下していきます 

59: 2011/10/26(水) 23:31:23.92 ID:V7lP6C8yO
マキコさん修三さんカップルと過ごすようになった年の夏の終わり。
居酒屋の定休日にマキコさんからの着信が入った。
この当時、バイトに入ってる時はほぼ毎日マキコさん達と飲みに行っていたので、定休日だけは各々過ごしていたのだが、この日は珍しく休日にマキコさんから連絡が来た

「修三が友達からいい肉貰ったから一緒にすき焼きしよう!」

修三さん宅にての、すき焼きパーティーの誘いだった。
私はビールを買って修三さんの家に向かった。

60: 2011/10/26(水) 23:38:44.63 ID:V7lP6C8yO
修三さん宅に着いたら、ほぼ既にすき焼きの用意が終わっていて
何か手伝おうと思ったけど、「座ってなさい!」という二人に甘えてすき焼きが煮えるのを待っていた。
すき焼きは本当においしくて、修三さん宅に来たのは初めてだったが、まるでいつも来てるみたいにくつろげた。
食べながら修三さんが言った。

「オレ、将来は店を出したいんだ。人間関係はもう面倒くさいからマキコと二人でやるんだ」

そんな修三さんにマキコさんは、あんたはまだまだよ、と言いながらも

「その時は、1だけは雇ってあげるよ!マキコが他の店に移るなら1も移るでしょ」

と当たり前のように言った。
相変わらず強引なマキコさんだ。

61: 2011/10/26(水) 23:44:36.68 ID:V7lP6C8yO
本当に夢みたいな話だ、と思いながらもその時私は不思議な感覚に陥った。

酔っ払ってたせいかもしれないが、なんだか家族みたいだな、と。
マキコさんがお母さんで修三さんがお父さん。
年の近い二人をそう思うのはおかしいのに、お姉さん、お兄さん、というより本当にお母さんお父さん、みたいに思えた。
修三さんの部屋はまるで実家みたいに落ち着けたのはそのせいかもしれない
初めての感覚だった。
その日は遅くまで、もし店をだしたら、どんな店にするかで盛り上がった。
まるで本当に三人でやるみたいに、はしゃいで話した。

62: 2011/10/26(水) 23:53:31.22 ID:V7lP6C8yO
夏も終わり、少し涼しくなってきた頃
居酒屋に急展開が起きた。
修三さんが料亭に引き抜きされたのである。
今の居酒屋ではまだフリーターの扱い。
料亭では社員とし雇ってくれるしい。またとないチャンスだった。
私はビックリしたが、マキコさんは喜んでいたので、すぐに驚きは喜びに変わった。

一月後に、修三さんの送別会があった。

63: 2011/10/27(木) 00:02:22.63 ID:qSny1jE/O
修三さんの送別会は居酒屋スタッフ15人程全員参加で遅くまで盛り上がった。
最後の方は普通の飲み会みたいな雰囲気だったけど、送別会らしく
最後の最後に店長に言われ、修三さんは一言挨拶をする事になった。

各々話していたみんなも静まり、修三さんに注目する。
そして、修三さんが発した言葉に九割が固まった。


「僕はマキコさんを愛してます!マキコさんの為に次の店で頑張ります」


私とNさん以外は皆、目を白黒させていた。
マキコさんもだった。漫画みたいに吸っていた煙草をポロっと落とした。
マキコさんはこの修三さんの企みを知らなかったらしい。
挨拶が終わった後、修三さんは皆から質問責にあっていた。
私はなんだかニヤニヤしていた。
私は今更聞く事も無かったので、トイレに立ったら、数分遅れで修三さんも出てきた。

64: 1 2011/10/27(木) 00:10:37.70 ID:qSny1jE/O
私はニヤニヤしていた。
修三さんもニヤニヤしていた。

1「マキコさんww」
修三「後で怖いよww」
1「マキコさんは知らなかったんですよねw」
修三「うん、絶対にやめろって言われるからね。でも、オレ、マキコが彼氏いないと思われて涼子さん(Bさん)に馬鹿にされてるのがいつも嫌だったんだよ」


涼子さんも、同じ居酒屋の厨房に居た人と付き合っていた。
それはみんな知っていた。

修三「マキコが馬鹿にされないように、ずっとこうしたかったんだ」


そう言って修三さんはトイレに言った。
私は自分がトイレに立った事も忘れて、部屋に戻りマキコさんにニヤニヤしたら

「1飲んでないじゃん」

と照れたマキコさんに焼酎をドバドバ注がれた。

65: 2011/10/27(木) 00:15:59.23 ID:qSny1jE/O
そろそろ出るので続きはまた明日書きます!

67: 名も無き被検体774号+ 2011/10/27(木) 09:34:50.55 ID:UnUVHAxS0
いい話
今日も待ってる

71: 名も無き被検体774号+ 2011/10/28(金) 11:07:19.86 ID:rsLnllzr0
楽しく見てるよ、頑張って書いてね

72: 2011/10/28(金) 12:53:49.88 ID:gKi85ay2O
ゴメンなさい
昨日から忙しくてあまり時間がとれません
続きは少しづつ書き溜めておきます
その間にマキコさんのゴーイングマイウェイなエピソードをいくつか


※微妙な下ネタ入るので苦手な方注意


とある日の居酒屋の休憩中マキコさんと私は一緒に休憩していた。
その時、マキコさんの手には何かたくさんの絵が書いてある布が
それは厨房にいるSさん(堂本剛に似ていたので以外堂本さん)という人が誕生日プレゼントに貰った「四十八手てぬぐい」という物だった。
一見普通のてぬぐいだが、良く見ると浮世絵風の男女が四十八手ありとあらゆる体制で致している破廉恥なてぬぐいだった。
興味津々なマキコさんは隙を狙って堂本さんから奪ってきたらしい
マキコさんが私に尋ねた。


「1、この中で何個やった事ある?」


真剣なマキコさんの顔を見ながら私は考えていた。
これマキコさんが男だったら完全にセクハラだよな、とw
問われたので、私もてぬぐいをよく見てみれば、明らかにギャグだろ!というものばかりで、一般人にも通用するのは精々4個くらい
私は、いや〜有り得ないやつばっかじゃないですかw
と返したらマキコさんは


「いやーマキコも頑張って思い返したけど、11個しか無かったよ」

と言った

よく見たら、11個の浮世絵男女が意味深にマジックで囲んであった

11もあれば十分凄いんじゃないかと思った事は数分後くらいに突っ込んだ。

その日の帰り際「落書きされてる!!」と叫んでいた堂本さんの声は聞こえない振りをした。

73: 名も無き被検体774号+ 2011/10/28(金) 18:40:06.79 ID:gWi5rBkZ0
なかなかの良スレ 続き楽しみにしてるよ

77: 2011/10/29(土) 14:58:11.18 ID:/3WU+Vx4O
続き

修三さんが居酒屋を辞め、やっぱり少し寂しくなった。
いつも居たメンバーが一人欠ける。
それでも日常は何も変わらず過ぎていく。
私が居酒屋で働き始めて半年以上が経ってて、仕事にも慣れた。
この半年の間、修三さんの他にも何人かが辞めていった。
就職であったり、転職であったり。
それでも変わらず過ぎていく毎日の中、私の中で
「自分の生活も変化させていかなければいけないかもしれない」
と思うようになった。

78: 2011/10/29(土) 15:02:01.53 ID:/3WU+Vx4O
それはやはり、専門の担任から辞めた時に
「やめてまともに働いてる人はいない」
と言われた事が何だかんだ自分の中で引っかかっていたせいだと思う。
私は学校を辞めた分人よりもっと頑張らなければいけないのかもしれない
そう思い、昼間も働く事を決めた。
ここからが、私の、この土地での生活の大きな分かれ道だったと、今思うww

79: 2011/10/29(土) 15:13:48.99 ID:/3WU+Vx4O
私が昼間働き始めたのは、全国的に有名な某雑貨屋だった。
元々その雑貨屋のファンだったので、好きだからという理由で受けたが、その仕事は自分の想像を遥かに上回るキツさだった。
まず夜動く生活をずっと続けていたため、朝がキツい。
最初の頃は散々遅刻して、無茶苦茶店長に怒られまくった。
もう、人生の中で身内以外の人にここまで怒らた事が果たしてあったか!?というくらい怒られた。

店長は仕事に対して、もの凄くストイックな人で、私みたいな奴は多分無茶苦茶嫌いだったと思う。
実際に最初1ヶ月くらいはおはようございます、とお疲れです以外一切言葉を交わさなかったww

店長以外の人はみんな優しかったが、遅刻癖のせいで信用は完全に無かったと思う。

居酒屋では新しい人に教える立場になってて、自分は出来ると自惚れたりもしていたが
こっちではズタボロ
作業も遅いし、レジも間違える。
早くも辞めたい、という気持ちと、このまま絶対辞める訳にはいけない、という気持ちが常に同時にある時期だった。

80: 2011/10/29(土) 15:31:27.74 ID:/3WU+Vx4O
昼の仕事を始めてから、自由な時間が無くなっていった。
遊びに行く事はもちろん、朝早く起きる為にマキコさん達と飲みに行く事も格段に減った。
唯一の自由な時間は雑貨屋が終わって居酒屋が始まる間の30分くらい
夜は疲れきって食事すら取らずに寝てた。
地元の友達は皆まだ学生だったので、休みを合わせて久々に再会したらしいが、それも断った。
皆が久々の再会を果たしている頃、私は雑貨屋の店長に怒られていた。
落ち込んで帰ってる時にみんなの楽しそうな写メが届いていたから。

浮かない気持ちのまま、居酒屋に出勤するとマキコさんが話掛けてきた

「ねえねえ!1!この間のあれさ〜」


マキコさんは楽しそうに話してくるが、私は言ってる内容が分からず、「??」としていると、横に居た翔が

「あ!マキコさん1はこの間居なかったから分からないですよ、仕事で来れなかったから」

と言って、マキコさんは「あ〜そうだったか」と言いながら翔と話し始めた。

別に誰も悪くない、何か問題があるわけではない
マキコさんや翔、地元の友達との仲が悪くなったわけではない。
みんな私が忙しい事を理解してくれている、応援してくれている
けど私はこの土地に来て、初めて孤独という物を感じ、現状に物凄く寂しくなった。

81: 2011/10/29(土) 15:57:39.63 ID:/3WU+Vx4O
ズタボロになりながらも何とか迎えた師走。
休めない事は分かっているでも、年明けて少しは休みが貰えるという事は聞いていたので私はそれを糧にして頑張っていた。
その日雑貨屋に居たら、店長が話し掛けてきた
この頃は好かれてはいなかったが少し話すくらいにはなっていた

店長「1さん、クリスマスとか何かするの?」

1「いやクリスマスは別に」
店長「あそう、良かったクリスマスは当日はもちろん前後三日は休みあげられないから」

だったら聞くなよ、とカチンとしながらも、そうですか、と言いながら私は作業を続けた。

すると、店長は更に話し始める


店長「まークリスマス過ぎても、年末と正月、うーん最低四日までは毎日出てもらうからね。一番忙しいから」


私は固まった。
私の地元は新幹線1時間も掛からない所だから、正月の間いつでもいいから一日だけでも帰ろうと。
近いうちに地元の友達と会える最後のチャンスだったから。
しかし居酒屋の休みは三日まで、四日まで休みが取れないなら私は帰る事が出来ない。
十日以上過ぎたら居酒屋と雑貨屋合わせた休みが取れるかもしれないが、その頃には友達はもう地元から帰ってしまっている
今考えたら、働いてる人には普通の事だが、まだ高校出たばっかの甘ちゃんだった私にはショックがデカかった
追い打ちを掛けるように流れてくるBGMはユーミン

「もう二度と〜会えなく〜ても友達と呼ばせて〜♪」

私の孤独は限界に達した


1「〜〜〜〜(大号泣)」

店長「!!?(かなりギョっとしてたww)」


断っておいたら、私は滅多に滅多に泣かない。
卒業式で泣かないなんて冷たい人ね、と言われたくらいだ。
自分でもわけが分からなくなったし、店長の前で号泣するなんて恥ずかしくて死にそうだったが、どうしても涙が止まらなかった。


店長「……おれのせい?」


1「じがい、ば、ず(違います)」

もう恥ずかしくて恥ずかしくて心臓発作になりそうだった
困り果てた店長も黙る。
BGMだけ店内に響く。


ユーミン「か〜な〜しくて〜か〜な〜しくて〜♪」


店長がCDを変えた、次は小沢健二だった
いつも鬼のような店長が初めて私に気をつかってくれた事がかなりおかしくて、私は泣きやんだ。

そして色々とヤケになった笑

82: 2011/10/29(土) 16:11:05.47 ID:/3WU+Vx4O
働きまくっていたせいで、金だけはちょっと貯まっていた。
どうせ私にクリスマスはない、正月もない、友達もいないならこれだけは得る権利がある
と、家の近所の輸入雑貨店に行った。
ずっと前から気になっていた

「一番デカイの下さい」

明らかに大家族用の、私の身長を遥か越えるカナダ製のクリスマスツリー
一人暮らしでパーティーの予定もないのに私は自分の為だけにツリーを購入したw
自分で稼いだ金で、自分の為だけのツリーを買う
もうそれでいいと思ったww

時刻は夜の10時くらい
息が白くなるなか、私はハーハー熱くなりながら自宅までツリーを引きずって帰った。
家に帰ったらマキコさんに写メを送ろう
きっと馬鹿じゃねーのと言われる
そう考えたら年末年始に対する勇気が沸いて来た。
この時の冬の匂いは今でもよく覚えている。

83: 2011/10/29(土) 16:21:21.58 ID:/3WU+Vx4O
とりあえずここまで
今から仕事に行ってきます!

85: 名も無き被検体774号+ 2011/10/29(土) 16:33:47.72 ID:YL1bKFvk0
>>83

とにかく頑張れ

88: 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 2011/10/29(土) 19:07:29.49 ID:1uDqcxbD0
>>83

>>1
仕事頑張れ〜

91: 2011/10/30(日) 00:18:02.21 ID:uXmFqIlmO
仕事終わりました
今から寝るまでの間続き書いていこうと思います
見てくれている方いつもありがとうございます

では以下年末年始編です

93: 2011/10/30(日) 00:24:54.11 ID:uXmFqIlmO
クリスマスツリーを購入してから少し気が晴れた私はその後は大人しく働いていた。
日を追うごとに居酒屋の方では忘年会も増える。
忙しくて昼飯を食う暇もなく、雑貨屋が終わり居酒屋に移動するまでの間、毎日走りながらちくわ食ってたww
光熱費を払う暇もない。
ガスが泊まった。
10日くらい毎日早朝銭湯に通ったww
私生活的には最悪だったが、仕事的には割と頑張ってたと思う。
そんな私にキリストが味方したのか、予想外の出来事が起こった。

94: 2011/10/30(日) 00:32:31.47 ID:uXmFqIlmO
クリスマスイブ前日、突然に雑貨屋店長が私を呼び出した

「1さん、悪いけど、〇〇さん1さんの休みになってる日にどうしても出れないらしくて、出勤してくれない?代わりに明日は急遽お休みって事にするから」


私はポカンとしたまま、無言で頷いたと思う。
完全に諦めていたのに、イブが休みになってしまった。
しかし、前日に言われても、今更予定が組めない。
どうしよう。
でも嬉しい。

更にラッキーな事にこの年のクリスマスは、居酒屋が定休日の曜日だった。
本当に久々の全休だった。
その日の居酒屋に向かう途中の足どりは軽かった。
出勤してすぐに、マキコさんにこの事を話した。

95: 2011/10/30(日) 00:42:38.22 ID:uXmFqIlmO
1「マキコさん私明日休みになっちゃいましたww」

マキコ「え!昼も」

1「はいwでもする事ないんですよね、マキコさん明日昼飯でも食いに行きませんか?」

マキコ「昼飯じゃなくて、クリスマスパーティーするよ!マキコが飯作るから!」

1「え?でもマキコさん修三さんと二人で過ごさなくていいんですか?」

マキコ「いいのよ、修三とは25日にすれば。修三とは、いつでもゆっくり出来るんだから」


マキコさんは前々から、クリスマスは修三さんと家で祝うと言っていたのでまさか、こんなふうに言ってもらえると思ってなかった

言われて考えてみたら、最後にマキコさんとゆっくり飲んだのは随分前だった。
クリスマスツリーを買った事によってクリスマスに敬意が払えていたのか

その年のクリスマスは、何だか私の味方だった

96: 2011/10/30(日) 00:52:00.05 ID:uXmFqIlmO
クリスマス当日、私は張り切って朝から部屋を掃除した。
駅のモールで、シャンパンとクリスマスデザインのお菓子をいっぱい
近所の美味しいと有名なケーキ屋で、二人では食べ切れない程デカイケーキを、奮発して買った。
かなりテンションが高かったのである。
準備は万端だった。


が、しかし

待てどくらせどマキコさんは来ない。
4時の約束だったのに、5時を過ぎても連絡も無い。
冬の日没は早い。部屋が暗くなっていった。
クリスマスツリーの電気だけがチラチラしてる。
5時半を回った頃、不安になった私はようやくマキコさんに電話した
(今考えればもっと早くしろよ、と思う)

98: 2011/10/30(日) 00:58:30.34 ID:uXmFqIlmO
1「マキコさん…」

マキコ「1何やってんのよ!!?」

1「え…!」

マキコ「もうとっくにご飯出来たよ!」

1「え、マキコさん、今どこにいるんですか!?」

マキコ「はあ?家に決まってんじゃん」

1「え!!今日マキコさんちでするんですか!?」

マキコ「あたりまえじゃん」

1「でも…ツリーはうちに」

マキコ「この前写真で見た」

1「…でも二万九千円もした、」

マキコ「早く来てよ」


プッツーツー……


結局、私のツリーはパーティーでは活躍しないまま自宅に置き去りにされ
ケーキとシャンパンその他色々クリスマスグッズを抱えてヨロヨロしながらマキコさんちまで自転車を走らせた。

99: 2011/10/30(日) 01:16:14.07 ID:uXmFqIlmO
マキコさんちに着いたら、コタツの上には鍋のセット
ビールがたくさん、腕まくりをして料理を作るマキコさんがあった。

ツリーは無いが、パーティーだ!
私はわくわくしながら、マキコさんに聞いた。


1「マキコさん!何作ってるんですか?」

マキコ「とうがん鍋」


【解説】
「とうがん」とは、大根に似た野菜である。大根よりも柔らかく味が良く染み、煮物などに最適である


1「とうがんですか…」

マキコ「とうがんよ」

1「…でも普通、クリスマスつったらチキンとかですよね」

マキコ「チキン入ってるよ」

とうがんの隙間に、鶏肉が煮えていた。


1「マキコさん、今、レンジであっためてるのは?」

マキコ「中華ちまき」

1「クリスマスなのに、中華ちまき」

マキコ「好きでしょ」

1「好きですけど」

マキコ「ん?それ何?」

1「あ!マキコさん、モールで買ってきたんですよ!お土産です!」

マキコさんへのお土産はサンタクロースの形の真っ赤な可愛い砂糖菓子だった。
お菓子というよりは、クリスマスっぽく飾っておくような

マキコ「へー(ガサガサガサガ)」

マキコさん即開封


マキコ「ガブ!!(サンタの頭をかじる)」

1「…!!!」

マキコ「んー……!チェリー味!!」

1「チェリー味ですか……」

首無しのサンタが残り、オブジェは消えた

100: 2011/10/30(日) 01:36:12.93 ID:uXmFqIlmO
1「マキコさん!シャンパンも買ってきたんですよ」

マキコ「ふーん…(再び即開封)甘い!!やる!焼酎!!」

結局、マキコさんとクリスマスぽい事は何も出来なかったが、なんだかんだ凄く楽しかった。
ご飯を食べた後、マキコさんと飲みながら色々話をした。

マキコ「高校の頃はね、親と仲悪かったのよ、一年くらい口聞いて無かった」

1「なんでですか?」

マキコ「付き合ってた人が居たんだけど、その人と付き合うな!って言われたのね、でもその人と付き合ってるなんて一回も言った事無かったのに。何で知ってるのかと思ったら、マキコの日記をずっと勝手に読まれてたんだ」

1「…」

マキコ「そっからしばらく、人を信用出来なかったね」


しかし、今マキコさんは両親と、とても仲良しだという。
マキコさんは言った。
和解するのに、時間は掛かった。
でも、お互いに、本当の本当の本音を言い合わなきゃ意味がないから無駄な時間だったとは思わない、と

それから、マキコさんとカラオケに行き、5時間くらい歌った。
翌日、私の声は、椿鬼奴みたいになり、一週間くらい戻らなかった

101: 2011/10/30(日) 01:41:42.71 ID:uXmFqIlmO
という感じに、年末年始編は終了です

102: 2011/10/30(日) 02:10:17.55 ID:uXmFqIlmO
続きはまた明日
オマケにマキコさんのエピソードを一つ


マキコさんは下ネタが大好きだった
私はTSUTAYAが大好きだった
そんな私達が、ある時、DVDの話を、していた。


1「マキコさん映画とか見るんですか」

マキコ「見たいねあるのよ!超エ口いやつ」

1「なんですか」

マキコ「えーと、杉本あやが出てたー」

1「ああ〜、なんでしたっけ」

マキコ「…〜と蛇」

1「なんでしたっけ」

マキコ「〜〜…と蛇」

1「なんでしたっけ」

マキコ「そうだ!ハブと蛇た!!」

1「両方蛇じゃないですか!!?」


A.花と蛇

103: 名も無き被検体774号+ 2011/10/30(日) 02:10:45.45 ID:0jPgbfSIO
お疲れ様♪
これは19歳の冬?

104: 2011/10/30(日) 02:14:03.53 ID:uXmFqIlmO
>>103

はい19歳でした

105: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 2011/10/30(日) 09:06:32.51 ID:y0hIT7T1O
>>104

そうか 未成年の飲酒か

106: 名も無き被検体774号+ 2011/10/30(日) 09:43:08.67 ID:hyu8P7N90
>>104

そーかそーか。

107: 2011/10/30(日) 16:34:08.95 ID:uXmFqIlmO
>>105

>>106

そうですあの頃の自分はノータリンだったので
いつか突っ込まれるだろうと思いつつ、お酒絡みのエピソードが多いのでそのまま書きました
まずければもうこのまま終了しますが、身バレ防止でちょこちょこフェイク入れてるので
あくまで、実話に基づいた話と思って頂けたらと思っています

111: 名も無き被検体774号+ 2011/10/31(月) 10:39:51.78 ID:h1zzO+dZO
>>105
だが
別にやめろとかそういうことを言った訳ではないぞ?

109: 名も無き被検体774号+ 2011/10/30(日) 23:18:39.45 ID:fOhnY97n0
このまま続けてほしいな。
諸事情は読み手の技量と読解力が試されるということで。

110: 名も無き被検体774号+ 2011/10/31(月) 00:40:29.18 ID:Lxo5u6Bl0
あーあ…1の文とかマキコさんエピとかすごく面白かったのにな〜
にちゃんのびっぷらまで来て正論振りかざして水を刺す人ってなんなの?

113: 2011/10/31(月) 14:00:46.91 ID:6TAA1TJEO
1です遅くなりました
なんか色々すみません…
私も最初年齢をズラそうとか迷ったんですが、矛盾が出てきてしまいそうなのでこのまま書きました
過去の話だしセーフかなあ、と軽く思って
自分的にも出来れば最後まで書いてみたいので、お言葉に甘えて続きやっていこうと思います
でもこれ以上問題が出ないように出来るだけ早く終わらせたいと思います
今日か明日までには!

114: 2011/10/31(月) 14:20:18.14 ID:6TAA1TJEO
年明けて2月
店長が独立の為、藤井さんが就職の為に辞めた
私がここに来てもうすぐ一年、半分のメンバーが入れ替わっていた
仲良しメンバーで残ったのはついに私、マキコさん、翔、の三人
話す時の輪が小さくなったのを日を追うごとに実感していった。
雑貨屋も、怒られながらも続けていたが、この時、私は3月いっぱいで雑貨屋辞めようかな…と思っていた
年末年始忙しかったぶんの燃え尽き症候群でもあると思うが、居酒屋優先の生活に戻りたい、という感情もあると思う。
なんだか寂しくてこれ以上楽しかった生活を変えたくなくて、楽な方に流されたい、という緩みが私の中に生まれていた

115: 2011/10/31(月) 14:36:11.62 ID:6TAA1TJEO
そんな事を考えながら、過ごしていたある日
雑貨屋の女性の先輩(ちっちゃくて可愛くて優しくて、猫村さんみたいだったから以下猫村さん)が、なんだか嬉しそうに私に話し掛けてきた

猫村「ねえねえ!1さんがかいたコップ!売れたよ!」

私がかいたコップ?
最初訳がわからずに居たが、猫村さんの説明でようやく思い出した。
商品の一つに、自分でかいたイラストをマグカップ出来るというオリジナルマグカップキットがあったんだが
こういう風に仕上がる、というサンプルに私のかいたイラストで作ったコップを置いておいたのだ
それをレジに持ってきたお客様が居たという
猫村さんが
「すみません…それは商品じゃないんです」
と伝えたら
「この絵が好きだから、いくらでもいいので売って欲しい」
と言われ、売れたという事だった
私はずっとポカンとしていた
作業も遅いし、店長に怒られてばかり
毎日びくびくしながら、行きたくねー、と思いながら居る私が、ここに勤めている意味
私はこの店で、初めて役に立ったのだろうか…?
帰り道、歩きながら考えていた。
色々考えながら、思い出したのは、確かに確かに小さい頃は私は絵を描くのが好きだった事。
コンクールの為にデッサンや色を指定されたり、描きたくない物をかかされるようになる前は確かに私は絵を描くのが好きだった
専門に居た頃に、この事を思い出した事は一度も無かったのに

116: 2011/10/31(月) 15:00:28.65 ID:6TAA1TJEO
この事をマキコさんに話した
するとマキコさんは
「好きじゃん、あんた絵描くの。あんた絵描いてる時真剣に楽しそうだから、そん時だけはなんかイタズラできないもんww」

私は居酒屋でも看板やメニューの挿絵を描いていたので、マキコさんは私が絵を描いているのを見た事がある。
マキコさんに楽しそうだ、と言われたが、私はただ店長に描いて、と言われたから描いてるだけのつもりだった

専門を辞めた時点で、私の「絵」という物は終わったと思っていた。
この先の人生は絵にまったく関わらない道を進む。
(大袈裟かもしれないが、小学生時代と高校二年間くらいは本当割と義務的に絵を習っていたので、好きとは思わなかったが、絵が自分の中を占める割合は大きかった)

しかし、働きながらも、私はなんだかんだ絵を描いている
しかも専門や昔の頃よりも楽しそうらしい
専門から社会、というフィールドに移って、絵がわずかながらも役に立っている
今までなんとなくやってた「絵」という物が少しは活かされている

ずっと不安だった
「専門を辞めて、まともに働いている人は少ない」

という言葉

この時、私はやっと、悪い方には向かっていないはずだ
という確信が持てるようになった。
雑貨屋を3月いっぱいで辞めようと思っていた事は、この時はもう忘れていた。

117: 2011/10/31(月) 15:17:52.75 ID:6TAA1TJEO
この事があってから、雑貨屋の仕事にも結構前向きに取り組むようになっていった。
そんなある日、店内で作業をしていたら店長にレジの中に呼ばれた。
また怒られる…とドキドキしながら向かったら、パソコンを向いていた店長に尋ねられた


店長「ねえ、次入れる商品なんだけど、どっちがいいと思う?」

1「え!」

店長「え!じゃなくて、こっちとこっち、どっちがいいかな」

1「えー、こっちですかね…」

店長「うーん、でもこっちは去年入れた時あんまり売れなかったんだよね」

1「じゃ、じゃあこっちですかね?」

店長「でも最初はこっちがいいと思ったんでしょ?真剣に考えてる?」


何なんだ…新手のイジメかと思いながらも話し合い、結局店長押しの方に決まり、作業に戻ろうとした
すると、ぽつり、と店長が呟いた


「1さんがポップかいた商品、よく売れるよ」


店長に、初めて、褒められたのだ
と気付くまでに時間が掛かった。
冷静を装っていたが、内心天井まで跳ね上がりたい位嬉しかった
やったやったやったぞー!という心の声が私のやる気のエンジンをオンにしたのであった。

118: 2011/10/31(月) 15:21:44.66 ID:6TAA1TJEO
それから5月くらいまでは、一番精力的に働いたと思う。
今度はいい意味で忙しくて、もう寂しいという気持ちや辞めたいという気持ちは無かった。
ここまでは順調だったが、その年すっかり暖かくなってきた頃に掛かってきた一本の電話が
私の運命を変えることになった

119: 2011/10/31(月) 15:28:59.93 ID:6TAA1TJEO
その日の仕事終わりの夜、実家の姉からから電話が掛かってきた
始めは軽い近況報告だったが、何かいつもと雰囲気が違う事は感じていた
少しの沈黙の後、一切冗談の無い声で姉が呟いた


「1さ、もう学校行ってないのに、いつまでそっちに居るの?」


いきなりそんな事を言われ、カチンときた私は、ちょっとキレ気味に仕事やってるし辞めるわけにはいかない
仕送り貰ってるわけじゃないんだから、とやかく言われたくない、と

そんな私の言い分に、姉は私よりも更にキレ気味の声で言った。


「お母さん達黙ってるからあんたは知らないだろうけど!こっちは今大変なんだよ!!それなのに何であんただけ勝手に過ごしてるの!?」


何の話か分からず動揺していたら、姉が少づつ話し始めた。
姉から聞かされた内容を私は今まで一切知らなかった

120: 2011/10/31(月) 15:39:59.09 ID:6TAA1TJEO
そう大昔の話じゃないので覚えている人もいると思うが
某食品会社の汚染米事件。
うちの実家はお菓子会社を経営してて、米粉を使ったお菓子も多く作っている

その事件後、その某食品会社から仕入れた物を使っている疑惑がある会社としてうちの会社の名前が新聞に載ってしまったらしい
もちろんうちの会社は某食品会社の米粉なんて使っていない
記事は嘘だった。
しかし、新聞を見た取引先がいくつもうちとの契約を打ち切ってきたという

そのせいで会社は大赤字。
お母さんは体重が10キロ近く減り、お父さんはノイローゼ気味
更に悪い事は重なるようで、おばあちゃんが交通事故にあった
幸い命に別状は無かったが、歳なのでかなり気落ちしている

私はこの年、正月実家に帰らなかったので、何も知らなかった。
電話で話す両親はいつも元気そうに、仕事頑張ってる?としか言ってこないから。
頭をハンマーで殴られたみたいな衝撃だった

132: 2011/11/04(金) 14:34:03.21 ID:LgOIUAUSO
電話を切った後、私は考えた。
帰った方がいいのだろうか。
いや帰った方がいいに決まっている。
今家賃や光熱費などの必要経費は、実家に帰れば要らなくなるので、その分家に入れられるし、何より精神面で傍に居て支えてあげられる
でも正直な本音は帰りたくなかった。
最初に書いた通り、私は社会に出れば本当に仲のいい友達と呼べる人なんてそう出来ないと思っていた
マキコさんと仲良くなってその考えは少しづつ変わっていったが
結局、近くにいなければ、マキコさんとも次第に疎遠になっていくだろうと思った。
高校で別れたり進学や就職で別れた友人達とは必ず、「すぐに会える」「絶対に年に何回か集まろう」と言うが、現実それはあまり叶ってこなかった
別に縁が切れるわけではないが、お互いに忙しかったり、新しい生活優先になったりで、都合が合わなくなってくる
何回も断っているうちに、お互いにもう諦めてしまう。
諦めてしまえば、会わなくても、平気になってしまう。
マキコさんとそうなるのが私は怖かった。
その日の夜は眠れなかった。

133: 2011/11/04(金) 14:43:12.50 ID:LgOIUAUSO
その翌日、明らかに元気の無い私にマキコさんは聞いた

「なんかあったの?」

でも私はこの事をマキコさんに話せなかった。
マキコさんは大人で、すごく家族想いな人だ
(マキコさんも遠くはないけど出身はこの町ではないが、必ず年に何回かは無理矢理時間を作って帰省したり、家族をこっちに呼んだりしている)

マキコさんに話したら、絶対に帰ってあげた方がいいと言う事は分かっていた。
マキコさんにそう言われてしまえば、私にはもうなす術が無くなる。

ただ、お姉ちゃんと電話でちょっと喧嘩した、とだけ言って話題を変えたが

結構鋭いマキコさんは真顔だった。
他にも何かありそうな事に気づいていたと思うが、私がそれ以上何も話そうとしないので
マキコさんも追求はして来なかった。
この日から、本当に少ーしづつだが、マキコさんとの関係がギクシャクしていった。

引用元: ・社会に出てから出来た親友みたいな人との事を語る

【後編】友達から「何か壁がある」と言われ、自分の性格を自覚してからもっと冷めた性格になった。だが話し相手が欲しくなり『志望動機:人と話をしたくて』と居酒屋に応募した結果




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2018年04月09日 11:53 ID:kijyomatome1