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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます！
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[投稿日時] 2018年07月30日 11:10
■体験談
従妹の結婚式に勘助・勘子が現れた。そいつ等は受付で入場を阻止して無事に式は執り行われた。後で従妹夫婦に勘助・勘子の事を聞いたが、全く偶然の出来事だった事にちょっとびっくりした。
私は叔母に頼まれて新婦側の受付をしていた。式開始直前頃に全身真っ黒な女性が受付に来た。最初黒いドレスかと思ったが、よくよく見たら完全にブラックフォーマル。しかも取り出したのが香典袋。
あまりの情景に私は「葬儀会場は隣かなんかじゃないんですか？」（お隣も披露宴会場なんだが…ごめんなさい）とマヌケな応対をしてしまったが、何処からともなく男性数人が現れてその女を拘束してどこかに連れて行ってしまった。
▼コメントたくさん！人気記事！女が連れさられて間もなく、今度は新郎側にネクタイが真っ黒な男性が。受付に近づきながらポケットから取り出したのがまたもや香典袋（せめてふくさに包めよ…）。その男も受付に声掛ける間もなく男性数人（さっきの人とは別）に取り押さえられて連行。
新郎側の受付の女の子に聞いたら、喪服女は新郎に横恋慕していた女だそうだ（何で新婦側受付に来たのかは分からん）黒ネクタイも同じく従妹に付き纏っていた勘介だった。全く同じ手口の嫌がらせに、私は勘助勘子は知り合いかと思ったら違った。女は新郎の会社同僚、男は従妹の会社同僚で2人は全く面識が無いらしい。
しかし2人には共通点が物凄く多い。
・歳は40近い独身。昔から言動が気持ち悪くて皆に避けられていた。
・入社して間もない従妹or新郎がそれとは知らずそいつ等に普通に挨拶。そいつ等は「親切にされた！この子はボクorワタシに気がある！と盛大に勘違い。早速ベタベタ付き纏うが従妹達は既に恋人がいる（大学時代からの付き合い）からと拒絶。周りにも諌められる。でもそいつ等は全く諦める事無く、表立って付き纏う事は無くなったが脳内変換で自分は従妹達と恋人として付き合ってると妄想。
・従妹達が結婚する事になって大発狂。略奪婚だと騒ぎ立てる。
・当然勘助達は式には招待されず。そこで略奪婚（！）を阻止すべきと嫌がらせを考える。
・その嫌がらせとは喪服を着て、香典袋には金じゃ無くて手紙を入れた。その内容は「如何に自分は新郎or従妹と愛し合っていたか」「それなのに相手に裏切られた」「こんな略奪婚は祝福されるべきじゃない」など表現は若干違うが意味はほぼ同じ。
全く面識のない2人が全く同じ行動を取った事に驚愕した。
ここまで気が合うんなら勘介同士くっ付けちゃえばいいんじゃない？と従妹に言ったら既に2人にそう言った人がいるそうで、お互い「おっさん（orババア）なんて嫌だ！」と拒絶したそうだ。
2人共とうに遠方に異動になってる（当然会社は別）そうで、そこでもまた2人は別な人に勘違い行動を起こして付き纏ってるらしくてそろそろクビになるかもしれんそうだ。
ここまでシンクロしてると、気味悪さ通り越して逆にある種の感動を覚えてしまう。やはり2人はお似合いなんじゃないか？
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