悔しい
612: 名無しバサー[] 2009/08/06(木) 16:19:06
それは3年前の出来事。月が恍々と照って、やけに明るい晩だった。
ツレにドタキャンされた僕は一人で夜の野池に向かっていた。
釣り場につくと、先行者が一人いるようだ。
夜に一人なんて、変わり者もいるもんだと思いながらも、少し安心する僕。
先行者の振る竿の音が聞こえる。こっちの音も向こうに聞こえているだろう。
そして事件はおこった。
その先行者が二匹目のバスを釣りあげた直後だったろうか。
突然、大声で泣き出し意味の判らないことを叫び出したのだ。
僕は驚いたが、冷静に聞いてみることに。
「なんでなんだよ~!」
「悲しいじゃねえかよ~」
「このロッド、どうすればいいんだよ~!」
そして、「なあ、そこにいるんだろ!?」ときた。
コイツはこの世の物ではないと判断し、ダッシュで逃げ帰り、事なきを得た。


あの出来事を思い出すのだが、おおかた、池に竿を落としてしまい、潜って回収しようとして溺れ死んだ霊なのだろう。ありがちな話だ。
しかし、そこで過去何があったのか、僕は調べることはなかった。





613: 名無しバサー[] 2009/08/06(木) 16:22:29
>>612

折ったな。

618: 名無しバサー[sage] 2009/08/07(金) 10:59:29
>>612

10年前くらいに一人で夜釣り中に竿折って同じように叫んだ事あるぞww

620: 名無しバサー[] 2009/08/07(金) 11:21:12
>>612
良かったな。それは
>>618
だ。

引用元: ・釣り場であった怖い話3




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