money_kechi_woman

645: 名無しさん@おーぷん[] 20/10/18(日)02:14:10 ID:DV.dw.L1
自分のケチが生まれつきの性分由来ではなかったこと。
私は本当に昔からドケチで、学生時代に親や親族から小遣い・お年玉をもらったことはなかったものの、バイトをしてたしすごくお金に困ってる訳ではなかったのに、お金を使うのが苦痛で堪らなかった。
それは社会人になってお金をしっかり稼いで貯金が出来ても変わらなかった。特に他人のためにお金を払うのが嫌で、仲間内のプレゼントや付き合いとかで誰かのためにお金を使う場面では、すごく悔しい気持ちでいっぱいだった。
私は器用な方では無いので、もちろん周りには私のケチ臭い感情はバレバレだった。ケチと思われるのもお金に振り回される自分もすごく嫌で、このドケチな性格を直したい、何で周りはこんなにお金に執着がないのに私は…と悩んでいた。




そんなある日、YouTubeでたまたまリスナーの悩み相談にYouTuberが答えている動画を見た。そこではあるリスナーが「親にお金がないない言われるのが辛い」という相談をしていて、
その相談を見た時急にブワーっと自分の過去の記憶が蘇ってきた。その記憶は、まだ小学生の頃に母に「うちにこれ以上お金が無くなったらあんたら(私には兄と妹がいます)を養子に出さなきゃだわ」と言われたことだった。
この言葉を言われたのは兄弟で私だけで、薄々家族の中で1番好かれてないのは自分だと悟っていた私は、「一番最初に養子に出されるのは私だ!」と思って自室で1人号泣した。
それ以降、家の電気が少しでも無駄についていたり、食器洗いのお湯が出しっぱだったりするのが無性に気になって腹が立って、家族が無駄遣いすればするほど私が傷つく羽目になるのに!と躍起になって節約させようとしていた。
あの言葉から20年弱経った今、そんなことを言われたことなんて忘れていたのに、あの「お金を使う=自分がいなくなる」感覚が今もあることに気づき、衝撃を受けた。だから他人にお金を使う時、「あんたのせいで私は苦しむのに!」という悔しい気持ちがあったんだと
納得した。もうなんか、過去が悲しいとかよりも自分が生まれながらのドケチ野郎じゃない、自分のケチは後天的だから直せるということの安堵のほうが大きかった。
その気付きが先日で、まあまだケチはもちろん直ってはいないが、前より前向きにケチな性格を見直せるようになってきた。
社会に出てから自分がAチルドレンなことだったりを知ったり驚くことは多いが、その中でもこのケチに関する気づきは自分の中で1番の衝撃だった。

646: 名無しさん@おーぷん[] 20/10/18(日)07:18:40 ID:Pt.6o.L1
>>645

お母さんは多分軽い気持ちで言ったんだろうが、
小学生が親に「養子に出す」なんて言われたらそりゃトラウマになるわ
可哀想に
無神経で無頓着な一言って怖いな
でも自分で気付けて良かったね
これからはきっと変われるよ

引用元: ・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その27




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